音楽のコンサートで予定の演奏が終わった後で通常アンコールがある。
このときに日本語ではアンコールと言うが、これはフランス語のencoreから来ている。
ところがフランスではアンコールという語をアンコールには使わないと聞いたことがある。bis,bisと言うのだという。
ドイツ語では今日ドイツ語のNHKの放送を聞いていたらZugabeとかDraufgabe(もっぱらオーストリアで使う)というのだと知った。
実はこの放送は昨年10月の再放送だったから、前にも聞いたのだが、今回はテキストなしにたまたま聞いたから頭に残った。
この部分はフリーの会話だったから、テキストにはない部分である。だから2回目の放送がようやく頭に残った。
それからピアノ等の調律をしていないということをverstimmenと言っていた。それならきちんと調律がされているのは単にstimmenと言っていたのかどうだったか。そこのところがきちんとはききとれなかった。
多分、stimmtと言っていたと思うが、今夜のドイツ語のクラスで聞いてみよう。
いま辞書を引いてみたところではstimmenに(楽器を)調律するという意味が出ている。
ちなみにverという前綴りは非分離の前綴りでこの部分には普通にはアクセントがない。
また、verがつく語はあまりいいことがない。いつかドイツ語の先生からこのverという前綴りがつくと結果として何かが残るイメージがあると聞いたような気がする。
verschlafenなら、寝過ごすだし、verpassenなら電車などに乗り遅れるだし、versp"atenなら(待ち合わせ等の)時刻に遅れるだし、vermissenなら誰かがいなくて寂しく思うである。
いま思い出す語はこれくらいである。