宇宙ができたときのインフレーションの痕跡である、原始重力波の痕跡を見つけたとニュースが3月にあった。
朝日新聞に4月21日にその解説記事が掲載されたが、あまりよくわからない。
原始重力波の痕跡が宇宙背景輻射に渦巻状の模様が見られるということらしい。もともと宇宙背景輻射は宇宙に一様に分布しているということだったと思うが、それが一様性がずれていてマイクロ波が渦巻き模様をしているという観測がされたということだろうか。
どの方向を観測しても一様な強度のマイクロ波ではなくて、渦巻き模様が見られるという図が色を付けた図で示されていた(これは私の解釈なので正しいかどうかわからない)。
宇宙はビッグバン(大爆発)から始まったというのは今の宇宙論の定説だが、それと宇宙のインフレーションのどちらが先に始まったかということについてはまだどちらだったかは定説はできていないようだ。
インフレーションが起こったことについては日本人の発見であることが認められているので、後はもっと詳細な話ではあるが、そういうインフレーションが先かビッグバンが先かという議論がいまあるらしい。
いつか私たちの仲間のEさんに雑談会で解説をしてもらう話題ができた。