高橋秀俊著『電磁気学』(裳華房)は私たちの年代の人にとってはバイブルのようなものであったろう。
しかし、55年振りにほこりを払って書棚から出してきて、電磁波のところを読んでいる。ところどころわからなかったところに赤いアンダーラインが入れてある。わからないところに赤線を入れておくのが私の若いときの習慣だった。
いまでもそれほど読みやすいとは思わないが、それでも計算力は上がっていると見えて昔には計算ができなかったところができるようになっている。
もっともそういうところばかりではないが、それでもわからなかったことがわかるようになっている。ベクトルポテンシャルとスカラーポテンシャルの間に成り立つロレンツ条件などは他のところで学んだので今では驚かない。
この書ではじめに見たときにはなにがなんだかわからなった覚えがある。電磁場とベクトルおよびスカラーポテンシャルの関係などももう既知である。
TE波だのTM波だのいうことを知りたくて読み返し始めたのである。私はこういう知識は導波管との関連で覚えたような気がするが、もう知識がはっきりしなくなった。それを確かめるために読みはじめたのだが、そこの部分まで読む続けることができるだろうか。
しかし、55年振りにほこりを払って書棚から出してきて、電磁波のところを読んでいる。ところどころわからなかったところに赤いアンダーラインが入れてある。わからないところに赤線を入れておくのが私の若いときの習慣だった。
いまでもそれほど読みやすいとは思わないが、それでも計算力は上がっていると見えて昔には計算ができなかったところができるようになっている。
もっともそういうところばかりではないが、それでもわからなかったことがわかるようになっている。ベクトルポテンシャルとスカラーポテンシャルの間に成り立つロレンツ条件などは他のところで学んだので今では驚かない。
この書ではじめに見たときにはなにがなんだかわからなった覚えがある。電磁場とベクトルおよびスカラーポテンシャルの関係などももう既知である。
TE波だのTM波だのいうことを知りたくて読み返し始めたのである。私はこういう知識は導波管との関連で覚えたような気がするが、もう知識がはっきりしなくなった。それを確かめるために読みはじめたのだが、そこの部分まで読む続けることができるだろうか。