今朝の朝日新聞に電子体温計の体温が短時間で測れる仕組みが書かれてあった。これは20秒から30秒電子体温計をわきに挟んで測れるという。
仕組みは体温の上昇する曲線から推測するのだという。昔使っていた水銀体温計は熱平衡に達するまで10分くらいかかったという。この10分という数値はちょっとオーバーではないかとは思うが、それでも3分間以上5分くらいは脇にはさんでいなければならなかった。
それが30秒くらいに測れるようになったのだから、すばらしい。だが、ちょっと本当にそれで体温を測ったと言えるのだろうかと心配にもなった。
普通にはやはりこの電子体温計で体温を測ったことになるのだろうが、温度計で測るはずの最終的な熱平衡状態の温度ではなく、電子体温計の温度が上昇していく曲線から推定をしているのだという。
そのためにこの電子体温計をつくったテルモでは10,000人くらいの人の体温の上昇曲線を測定して計算式をつくったらしい。そのことはいいのだが、実際は電子体温計と体の熱の熱平衡状態の温度を測定しているのではないのでこういう場合に温度を測定したといっていいものかどうか。
これは一種の哲学的な問かもしれない。だが、体温上昇の一部の曲線を測っただけでほぼ確かに体温を推定はできるのであろう。だからやはり体温を測ったことになるとテルモはいうに違いない。
だが果たしてこれで体温を実際に測ったと思うかどうか。短時間で体温を測る仕組みを説明されると新たな疑問がわいてくる。
「え、全然疑問には感じませんって?」、そんなあなたとは議論したくはない。
仕組みは体温の上昇する曲線から推測するのだという。昔使っていた水銀体温計は熱平衡に達するまで10分くらいかかったという。この10分という数値はちょっとオーバーではないかとは思うが、それでも3分間以上5分くらいは脇にはさんでいなければならなかった。
それが30秒くらいに測れるようになったのだから、すばらしい。だが、ちょっと本当にそれで体温を測ったと言えるのだろうかと心配にもなった。
普通にはやはりこの電子体温計で体温を測ったことになるのだろうが、温度計で測るはずの最終的な熱平衡状態の温度ではなく、電子体温計の温度が上昇していく曲線から推定をしているのだという。
そのためにこの電子体温計をつくったテルモでは10,000人くらいの人の体温の上昇曲線を測定して計算式をつくったらしい。そのことはいいのだが、実際は電子体温計と体の熱の熱平衡状態の温度を測定しているのではないのでこういう場合に温度を測定したといっていいものかどうか。
これは一種の哲学的な問かもしれない。だが、体温上昇の一部の曲線を測っただけでほぼ確かに体温を推定はできるのであろう。だからやはり体温を測ったことになるとテルモはいうに違いない。
だが果たしてこれで体温を実際に測ったと思うかどうか。短時間で体温を測る仕組みを説明されると新たな疑問がわいてくる。
「え、全然疑問には感じませんって?」、そんなあなたとは議論したくはない。