物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

クスクス

2015-08-06 23:42:37 | 日記
ドイツ語のクラスの今期末の終了の懇親会が今日ようやくあった。

7月中にするべきだったのだが、メンバーの都合で今日まで延び延びになっていた。もう私は夏休みモードに入っていたのだが、ちょっと時間が前に巻き戻されたような感じである。

今日初めて、フランス料理のクスクスを食べた。一度食べてみたいとは思っていたが、今まで機会がなかった。それが思わぬ時にその機会を得たのであった。

本来はクスクスはもともとマグレブの料理で、フランス料理というべきではないだろうが、いまではフランス料理の一つだとフランス人でさえも思っているかもしれない。

本当のところはちょっと違うのだが、まあ大雑把にいうとクスクスという小麦粉からできた粒々にカレーのような野菜とか何かをふんだんに含んだスープをかけて食べる料理だと思えばよい。そのときにクスクスに肉とかソーセージとかをつけてそれらの全体にスープをかけて食べる。

なかなかおいしかった。クスクスを12月に行われる、雑談会の懇親会でつくりたいと思っているのだが、そのレシピはそんなに難しくはなさそうだ。

もっともクスクス粉は松山では売られていないらしい。東京の子どもに頼んで買って送ってもらおうかしら。

知人の死

2015-08-06 12:12:59 | 日記
鹿島愛彦(なるひこ)先生の葬儀が今朝あった。

鹿島さんは私の亡くなった兄の、畏敬する親友であった。地質学研究者として長年、愛媛大学で教えておられた。東長戸の愛大宿舎では私の隣人ともなられた。私には鹿島先生と私の初めての二日酔いの思い出とが分かちがたく結びついている。

たまたま何かの用で兄が松山にやってきたとき、鹿島さんによばれて、兄と一緒に鹿島さんのお宅で夕食を一緒にしたことがある。もちろん、アルコール付きである。

はじめはビールを飲んでいたが、日本酒になり、それも飲みつくしてしまうと奥様に愛蔵のウイスキーを持って来させた。鹿島さんはお酒に強く、お酒の好きな兄は鹿島さんのところで酔いつぶれてしまい、私は数十メートル先の自分お宿舎へとなんとか帰ったが、次の日は二日酔いで起き上がれなかった。

32,3歳の時の経験であり、生まれてはじめての二日酔いの経験だった。学生のときに、ニュ―トン祭で酔いつぶて腰が立たなくなって友人たちが下宿まで連れ帰ってくれたことはそれまでにもあったが、このときにも二日酔いはなかった。

友人のEさんなどは毎晩晩酌のビールを飲むことが普通なので、二日酔いは私などよりも早く経験された先輩であり、そのことで私がアルコールに強いように思ってくれたらしいが、そうではない。

私にはあまり飲酒の習慣がなかっただけである。私には兄が二人いたが、鹿島さんの友人だった兄は交通事故でなくなり、もう一人の兄も酒好きで晩酌をするタイプであるが、こちらの兄はまだ健在である。

私はビールがあまり好きでないためにビールを飲むことはあまりない。日本酒を飲むことはさらに機会が少ない。ときどき夕食に飲むのはもっぱら白のワインである。