物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

エアコンなしで

2015-08-14 17:54:36 | 日記
今日はエアコンなしで過ごせた。昨日雨が降ったために昨夜は少し寝やすかった。そして今日の日中も少し楽に過ごせたかもしれない。

一昨日から続けて『数学・物理通信』5巻6、7,8号の編集を続けている。それらを発行するに十分な原稿が投稿されている。原稿をさすがにそのままでは編集できないが、少しの変更ですむので編集は以前と比べれば、ぐっと楽になった。

それでも私などは\sectionというコマンドを使っているが、それをなぜだか使われない方もあるので、編集者として強制的にこのコマンドに書き変えている。

それはそれは10人10色とはこのことであろう。式を書くときには私などは\equation環境を使うのが普通であるが、あまりこの\equation環境を使われない方もある。

分数式が数式の中にあると普通のカッコの記号だとカッコの上下の広がりが少ないので、\leftとか\rightという記号をカッコの前に入れると大きくすることができるが、これをお使いではない方もある。

現在編集をしているからと言って今月に発行するわけではない。これらはいま点検をお願いしているということであり、発行は9月になって発行される。

いや、体が健康でなくてはこういう仕事もできないであろう。

川内原発の再稼働

2015-08-14 12:19:42 | 日記
2015.8.11に九州電力の川内原発が再稼働された。

12日の新聞には多くの論説が出ていた。それらはもっともなのであるが、要するに原発の安全性は担保されないということにある。

福島第一の原発の津波による事故で多くの人が避難を余儀なくされているという事実はもう忘れられたかのごとくである。大きな禍根を後世に残した判断であった。

別に外国がなんでもいいなどとは思っていないが、ドイツのメルケル首相が日本のような技術先進国でも事故が起こるのなら、と言って原発廃止を決めたのは有名な話だが、こういう決断力が日本の政権にはない。メルケル首相自身は必ずしも原発廃絶派ではなかったと聞くが、3.11の福島第一の原発事故を聞いて原発を廃止する方向に動いた。

私が総理大臣なのだから、戦争は起こらないと言いながら、戦争に巻き込まれる恐れの多い、安保法制法案を進めている安倍政権とは大きな違いである。

私はだからということもないのだが、2015.8.11の新聞を保存しておくつもりである。大体、自然エネルギーの電源開発をスローダウンさせながら、原発を維持するという政策は間違っている。

自然エネルギーによる電源開発の電力供給が不安定なことはわかっているが、それを広域に電力の供給をするというシステムを早くつくってできるだけ安定させること、またそれを補う火力電力の補充というを考えることが大切である。ところが太陽光にしろ、風力にしろまだその電力の供給は抑制されているという。