物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数学エッセイ3部作

2015-12-19 12:30:14 | 日記
がほぼできあがった。と言っても十分の見直しができているわけではない。これらは三角関数と逆三角関数と三角形の数の和との3つの話題について取り扱っている。

このどれも私が以前に書いた数学エッセイと関係している。三角関数に関する話題はsin xとcos x関数をtan (x/2)で表すことをテーマにしている。つぎに逆三角関数は\sin ^{-1}x+\cos ^{-1}x=\pi /2の関係を導くである。

3つ目の三角形の数の和は正三角形がn段に積み上げられているとき、そのなかにある正三角形の数の和を式でどう表すかについて述べている。

この最後のものは n が奇数のときには秋山 仁さんの以前書かれた書の中にも問題として取り上げられているのに最近気がついた。

今年はいい年であったように思う。これらは随時『数学・物理通信』に発表していきたいと考えている。

なまいき

2015-12-19 12:14:30 | 日記
とは岩波国語辞典を引いてみたら、「一人前あるいはその地位でもないのに、偉そうなあるいはさしでがましい態度やふるまいをして、小憎らしいこと」とあった。

実は先日のドイツ語クラスの忘年会で、私は世話人のOさんに面と向かって「だいたい、なまいきなんですよね」と言った。そのときにOさんからは反論は出なかったから、悪くはとられていないと思う。

なまいきはわたしは大切なことだと思っている。モダンぶるとか知ったかぶりをするとか、はたまた長老ぶるとかいうこともあるだろうが、このなまいきがすべて進取の気性に富んでいることを示していると思っている。

高校生だったころに友人のS. S.君や私はなまいきのさかりであった。もちろんなまいきであることを人に悟られるような振る舞いはしていないが、本質的に私たちは「なまいき」であったと思う。

辞書の意味ではなまいきはあまりいい意味ではないが、すこし意味が本来の意味ではないかもしれないが、拡張して使ったほうがいいのではないかと思っている。むしろポジティブな意味で。そういえば、いい意味で「なまいき」を使っている例として朝永振一郎さんの文章があった。

なまいき大いに結構ではないか。