物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

固定電話の契約を止める時代

2015-12-07 12:25:06 | 日記
今朝、少し遅く起きて来たら、妻が相談があるという。

何かと思ったら、私もガラ携帯をもつようになったので、もう固定電話を止めたらどうかという提案であった。「いいよ」と言ったのだが、来年の1月末で止めることを同意した。

それで時代が変わっていることを感じる。街を歩いても公衆電話ボックスがぐっと減っていて探すのに苦労する。みんなが携帯電話をもつようになったからだ。子どもがNTTに勤めたいたことがあったので、以前にこんな話を聞いた。

それはコインで使える公衆電話はそのコインの回収に経費がかかって、収益が上がらないということだった。それでプリペードのテレフォンカードを普及させることをNTTは考え、そのことはある程度成功した。

ところがその後の携帯電話の普及である。NTTでもはじめはこの携帯に関わるドコモはお荷物と思われていたが、そのうちにむしろ収益をあげる主要部分となった。いまではドコモとNTTとは別会社だと思うが、株主としての収入があるかもしれない。

つぎに、OCNというプロバイダーとかコンピュータ通信やインターネットの部門を立ち上げて、そこにNTTは活路を見出そうとした。だが、その部門も携帯部門も他社の追い上げを受けて、なかなかNTTは経営が苦しいと思う。それでも圧倒的な資産があり、回線等をもっているので、すぐに倒産するとかいうことはなかろうが、同業他社の猛追を受けて以前のような殿様商売はできないだろう。

それに私の家のようにだんだん固定電話を止めるという家庭もできているだろう。なかなか一筋縄ではいかない時代である。