物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

日韓外交のトラブル

2019-08-03 15:50:16 | 日記

最近では日本と韓国の間に外交上のトラブルが生じている。

妻などは韓国がなんだか、うじうじと昔の問題をいつまでも掘り返して、解決しないのがわるいという考えらしいが、私は日本はやはり世界第3位のGDPを誇る国なので、日本人がもっと大人の振る舞いをする必要があるという考えである。

もっとも私みたいな考えの人はもうあまり日本人にはいないかのもしれない。別に日本の国が威張る必要はないけれども、やはり世界第3位のGDPを誇る国として、他国の外交上のある意味での理不尽と思える、仕打ちに対して忍耐強くふるまうことが必要だということを感じている。

これはある種の自分の国に対する自尊心であるから、みんなすべての日本人がそういう心をもつのは難しくなっているのかもしれない。だが、結局そういう忍耐が後になって外交上の難題をも解決するのではないかとひそかに思っている。

自国の国益を直ちに求めるというのが本当にいいのかわからないという気持ちからであり、すべての外交上の措置はやはり自国の不利益に跳ね返ってくると思うのである。それくらい外国と自国とは切り離されない時代が今到来しているのではなかろうか。

まあ、しかし、この点については人がちがえば、まだ別の観点がありえるだろうか。

 

 


Pauli行列の導出3

2019-08-03 09:55:00 | 日記

前にちらっと書いた「Pauli行列の導出」のことだが、朝永の『角運動量とスピン』(みすず書房)の該当箇所をここ数日かけて夜の就寝前に読んでいる。

Pauli行列の導出にかかる前の方の部分を飛ばして読んでいるので、はっきりとは言えないが、およそ読んだと思う。しかし、まだそのノートをつくる気にはならない。

このノートができれば、「数学・物理通信」の投稿原稿となるのだが、それにはまだほど遠い。

小著『四元数の発見』(海鳴社)を読んだ方の感想で、行列やPauli行列のことを知っていたので、味気ない気がしたという方がおられた。それでもいくつかので自分の知らないことを知ったと最後には肯定的に書かれてあった。

この本にはしかし、Pauli行列は有名なものであるから、その導出を述べるまでもあるまいと書いて、3つほど参考文献を挙げおいた。それがブログ「Pauli行列の導出」にも上げた参考文献である。

しかし、最近になってやはりその導出を挙げておかないのは怠慢だったと思い出している。