岩波の「図書」9月で山本義隆さんのエッセイを読んだ。これは彼が書いた、岩波新書『
近代日本一五〇年』が科学技術ジャーナリスト賞を受けたので、その受賞記念の講演を再現したものらしかった。
この山本さんの岩波新書をもっているはずなので、書棚を探したが、いまのところみつからない。しかし、久しぶりに旧知の知己にあった気がした。
山本さんには失礼だろうが、実はその新書を読んであまり感動をしなかったと思う。これは私の読み方が悪いせいである可能性も多い。
(注)岩波新書『科学技術の150年』は明らかにタイトルがちがっているが、正しいタイトルをなかなか覚えないので、そのままにしておく。いつかこの新書が出てきたらそのときに訂正しよう。間違っていることを知ったのは、家に帰って岩波の「図書」を読みなおしてみたからである。