物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

シリーズ『数学ガール』のファンが多いとみえて

2020-11-28 17:09:53 | 数学
シリーズ『数学ガール』のファンが多いとみえて、昨日の私のブログでの順位が2000番代を切っていた。

こういうことは極めて珍しい。およそ3000番代からよくても2500番代であり、2000番代を切ることは極めて珍しい。『数学ガール』さまさまである。

アマゾンコムでも大体は結城浩さんの書には好意的な書評が多いのだが、ときどき取り扱う少女の記述を嫌う感じの書評もないわけではない。が、それは少数派である。

最近ではどういう風に数学を学ぶかという点に力を入れておられるような気がする。60年以上前に高校生の私などが望んでいたであろうようなことである。

分数方程式の残りの一つも解いた

2020-11-28 16:52:43 | 数学
高校生のときに使っていた学習参考書で解けなかった印の入った分数方程を3つ昨日見つけた。そのうちの2つを昨日解いてみた。

もう一つが残っていたが、それを解く前に昨日解いた解をまとめておいた。そのまとめが終わったので、残ったともう一つも解いてみた。

なんでもなく解けたが、これは60年以上前の私には解けなかったものである。要するに真正直に解こうとして解けなかったのだろうと思う。

現在なら、特徴のある部分を別の文字で置き換えて計算する術をもっているので、計算の見通しがよくなっている。

それと数の掛け算をしないで、因数の積のままにおいておくなどという方法を身につけている。昔はそういう術は身についていなかった。

要するにテクニカルなことが昔よりできるようになっただけである。でもそれが大切なことだったのかもしれない。

このほかに解けなかった問題があるかと思って探したのだが、見つけることはできなかったから大抵の問題は解けたのだろうか。今となっては知る由もない。

私の学習法はどうも受け身である。

2020-11-28 12:13:58 | 本と雑誌
私の学習法はどうも受け身である。どうも積極性に欠ける。

これは比較的懸命にしていると思えるドイツ語の学習でもそうだし、数学でもそうだ。

これではいけないのだが、どうも長年ついた習慣は急に変えることはできない。

別に最近よく読んでいて、関心をしている結城浩さんの本のようにどんどんとシリーズの本を書くなどという積極性はない。

だから、逆にそういう自分の持ち味を生かす方法を考えたほうがいいのではないかなと考え出している。逆転の発想である。だが、もうひとつ積極的に売り出せるようないい点を見いだせていない。

それはともかくとして、重複を許してではあるが、私の書いた数学エッセイの数がほぼ200に達した。もっとも重複を許してであるし、私はよく改訂版や新版を書くのでそれを差し引けば、ぐっと通算の数は減ってくる。それでも150くらいは書いていることになるだろうか。


数学エッセイを読んでもらうと

2020-11-28 11:53:35 | 本と雑誌
最近はお隣の中学生君に数学エッセイを読んでもらっている。わからないといわれるところは私の書き足りないところである。

先日も「平方根をなぜ二つあるのか」という数学エッセイを読んでもらったら、「複素数の極形式は何って」と聞かれた。これはあからさまに説明をしないでそういう言葉を使ってしまったのだった。

あわててそのことを口頭で説明をしたのだが、本当はこのことをきちんと書くべきであった。そのときにcos関数とかsin関数とかが出てきて、この用語を知らないかと思ったら、実はすでに三角比で知っていた。

期せずして、その三角比の復習にもなったわけであった。

そう思って考えてみると、「対数の効用」という以前に書いた数学エッセイだって、2進数との関係も書いておきたいといま考えている。