旧聞に属するかもしれないが、1週間ぐらい前にウィーンで4人の人がバーとかで飲んでいたときに銃の乱射にあって亡くなった。
ウィーンを訪れたことのある人なら、知っているStephan(ステファン)大聖堂の近くの市内である。新聞で見たところではドナウ運河の方にも数箇所で乱射があったようであり、その新聞の地図には載っていなかったが、Prata(プラータ)という大遊園地がこのドナウ運河沿いの地にある。
映画「第三の男」にも出てくる遊園地である。Prataに実際には行ったことはないが、ウィーンを訪れたことはあるので、ここの大観覧車Riesenrad(リーゼンラート)は実際に遠くから見たことがある。
市内の6か所で一人または数人による銃撃があった。もう44、5年前になるが、オーストリアのある村で1週間ほど私の家族と友人の家族ともども休暇を過ごした。そのときにウィーンにまで足を延ばしたのであった。
そのときに地元の人から聞いたところでは、オーストリアは中立国であるので、各国のスパイが横行しているとのことであった。
その性格は冷戦終結後(1990年以降)の現在でも基本的に変わってはいないだろうと思われるけれども、安全と思われるウィーンで銃撃があるとは予想もしていなかっただろう。