物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

敗北宣言をしない敗北者

2020-11-18 16:14:27 | 本と雑誌
敗北宣言をしない敗北者とはトランプ、アメリカ大統領のことである。

慣例では大統領選挙に負けると潔く敗北宣言をするのだが、トランプ大統領はこの敗北宣言をしない。往生際の悪い大統領である。

別に慣例に従う必要はないのかもしれないが、負けたと思っていないらしいところが不思議な思考である。確かに自分の得票は前回のときよりも多かったのかも知れないが、相手のバイデンはもっとたくさん得票を得ているのだから仕方がない。

よき勝利者になることも難しいが、よき敗北者になることはさらに難しい。一度総理大臣をして、再度また総理大臣をすることになった、安倍前首相のような例があるので、2024年の大統領選挙を目指してすでに始動するつもりなのかもしれない。

Was kann ich f"ur Sie tun ?

2020-11-18 11:47:16 | 本と雑誌
Was kann ich f"ur Sie tun ?(ヴァス カン イッヒ フュ ジー トゥン)とかWas darf es sein?とかお店に入ったら聞かれるだろう。いやこれはもちろんドイ語圏のお店に入った場合だ。

パリはオペラ座の近くのお店にコートが展示されてあって、それをパリに来た記念に妻が欲しがったので、そのお店に入ったことがある。

あのコートを見せてほしいとたどただしいフランス語で言ったら、お店の人に、これはコートではない。アンペルメヤーブルだと言われた。聞いたことのある言葉だとは思ったが、すぐには思い出さなかったら、すぐにrain coatと言い直してくれた。フランス人はあまり英語を話さないと聞いていたが、商売がらみだとそうでもないことを知った。

私が出費をきらってそのコートを買うのを嫌がって丈が少し長いと言ったら、店の方で丈を詰めてくれるという。もっともそれはそれですぐにはできないので、つぎの日の夕方に行ったら、丈をつめたコートができていた。

それをパリ土産に妻に買ったのだが、それから半月ほどして日本に帰ってきたら、妻はそのコートをすぐに私の妹にやってしまった。コートに関心があったのではなく、パリ土産がほしかっただけだった。

妹はそのコートの丈がもっとあったほうがよかったと言っていた。一度もそのコートを妹が着ているのを見たことがない。