物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

一つのエッセイを3つに分けて

2020-11-14 13:26:14 | 本と雑誌
一つのエッセイを3つに分けて書こうとしている。いや実は2つ目にとりかかっているところだが、これを2つに分けて第二、第三のエッセイとしたほうがいいのではないかと考え出した。

別に大したテーマを扱っているわけではないが、ちょっとした広がりがあると思い出したのだ。

いや関連した分野が広いとかいうことでもない。

小柴昌俊さんの死去

2020-11-14 13:07:04 | 本と雑誌
物理学者で、2002年度のノーベル物理学賞の受賞者であった、小柴昌俊さんが死去されたという。

1987年だったかに超新星爆発で発生したニュートリノを観測した業績でノーベル物理学賞を受賞された方である。

そのときの新聞には私が研究している、武谷三男が彼の結婚式で、小柴は東大の物理学科をどん尻で卒業しているから、とても望みがあるという風な変なスピーチをしたとかいう、うわさがあると載っていた。

それはともかく東大での記念講演だかで自分の大学卒業の時の成績表を見せてどん尻の成績であることを実証されたとかもいう。

若いときからちょっと反骨の方であったらしい。以外に知られていないのは朝永の著書『量子力学』I, IIの英訳をされたことだろうか。

先刻その英語の訳書を見てみたが、Koshibaとだけあって、Masatoshi Koshibaとまでフルネームでは本に入っていなかった。

だから本当のところはわからない。