数年前に東京へ行ったときに、海鳴社を訪れてそこで、頂いた『ベクトル解析』の本を子どもところに、おいて帰っていたが、もう数年になるので、もう用済みかと思って、それを送ってもらった。
この『ベクトル解析』の本は村上雅人さんの書いた本である。昨夜就寝前にちょっと読んでみたらが、これが目から鱗がとれるような感じの本でようやく私も「ベクトル解析」の呪縛から逃れることができそうだ。
この本にはテンソルのことも微分形式のことも書かれてはいないし、初等的な取扱いに徹しているが、それでもそこがいいのかもしれない。
こういう本もあるのだと妙に感心をしている。
(2024.4.1付記) Levi-Civitaの記号をつかった外積とかベクトル三重積を書いた方がいいと思う。そこら辺が上に書いた村上雅人『ベクトル解析』(海鳴社)への批判としてはある。この記号の有用性はいうまでもない。