「数学・物理通信」12巻1号の二つの原稿につけたすのはなにがいいのか。私が1月から3月までにも何か書いてきたつもりだったので、それを昨日自分のパソコン・ファイルの中に探したが、なかなか見つからなかった。
そのうちに「ライプニッツが導いた級数の和」というエッセイを見つけた。まだ一つ図を入れていなかったので完成はしていなかったが、ほとんど完成している。
これを「数学・物理通信」12巻1号に掲載することにしたいが、それにしても30ページにはまだまだたりない。
先日、脱稿したといった、「順列・組み合わせ・二項定理」は24ページだが、まだもうすこし修正・追加をしたいと考えている。
これはパソコンのファイルでなく、手書きの方のファイルを探したら、原稿のままで入力をしていない、「一般二項定理の発見」もあった。
これは詳細な計算ノートも含めてだが、24ページである。原稿にすると詳細な計算は省くので、20ページよりははるかに少なくなるとは思うが、どれくらいのページとなるのかはわからない。しかし、これはやはり「数学・物理通信」12巻2号以降の掲載となるだろう。
「順列・組み合わせ・二項定理」にとりかかる前にはこちらに時間をとっていた。数学の得意な人には説明の必要はないのだが、一般の二項定理は正の整数について成り立つ二項定理が分数とかほかの有理数についても成り立つという発見であり、微分積分学を発見する前のニュートンが発見していたものである。
だから、この一般二項定理が微分積分学への扉だった可能性はおおいにある。