「数学・物理通信」12巻2号の原稿の点検がほぼ終わった。最終点検に出してそれでOKが出れば、今月中に発行をしたいと考えている。
とはいっても3月も今日も含めて4日しかない。今日の午後は最終点検のお願いのメールを出そうと思っている。
1号出すだけでも何回も何回も読み直す。書く作業も大変だが、校正の仕事もかなり大変である。
特に、自分の原稿にはかなりの労力を使う。これは私が本来性格的に雑で、うっかりものであるからである。普通には、理系の人は緻密な人が多いのだが、私は雑であり、あまり緻密ではない。
それでも理系の人間として生きて来たのだから、おかしな話ではある。
いや、理系、文系には関係がないのかもしれない。昔から、中学校の時代に連立方程式を解くときなどにも、とても大きなポカをしたりしたことが多かった。
演習問題などを解くときなどに別解を考えたりするようになったのには、この自分自身の粗雑な性質を少しでも補いたいという気持の現れである。
だから、研究論文を書くときにもできれば、他の方法で結果を確かめるという癖がついた。もっとも研究論文はもう20年以上書いてはいないが。