昨日だが、NHKラジオのフランス語講座のテクストにあるクイズを解こうとしていた。
妻のスマホでの検索力にいつも大いに頼っているのだが、それだけなく私も仏和辞典とか和仏辞典とかも総動員している。
ところが昨日奇妙なことが起こった。フランス語のprendreという重要な動詞が仏和辞典にないのである。何回も間違いではないかと思って探したのだ。どうしても見つからない。これは重大な仏和辞典のミスだと思ってちょっと後ろの方を見たところ、その辞書の後ろの方にドイツ語のいくつかの有名な歌の歌詞が出ていた。
仏和辞典にドイツ語の歌の歌詞が出ているなんておかしいなと思ってよく見ると実は私の見ていたのは仏和辞典ではなく、独和辞典であった。私はこのことに全く気がつかないでこの辞書を使っていたのだ。道理で引く単語、引く単語がこの辞書にでて来ないはずだ。
独和辞典と仏和辞典とは私の書棚に隣り合って収まっている。仏和辞典を取り出したつもりが独和辞典を取り出していたのだった。それもサイズも装丁とかの様子もよく似ているために気がつかなかった。
普通なら、周りの単語を見れば、綴りがドイツ語風であることに気がついたはずだが、それが全く気がつかなかった。不規則動詞の変化までこの辞書で調べようとしたのだから、私は。
ちなみにフランス語のクイズは私にはかなり難しくて、いつも1時間もそれ以上かかって解く。
同じレベルかどうかは知らないが、NHKのラジオのドイツ語の講座のクイズは最近は10分くらいで解くことができるので、こちらのほうは解の応募のハガキは出さないようになった。これも以前には難しくてなかなか時間がかかったり、答えがわからないこともあったのに。