多元数の本を購入したと先日書いた。昨日この本を受け取って、さっそく見たのだが、四元数のことはほとんど書いてなくて期待外れだった。
多元数としての本の価値があるのかもしれないが、私にはその価値がわからない。八元数のこともあまりあからさまには書かれていない感じである。
それにといってはこの本に失礼かもしれないが、四元数に関係したところでつまらないミスプリントがあった。これはちょっと簡単な計算をしてみてわかった。
著者はもう自分では校正をされていないのであろう。どなたか著者のお弟子さん筋にあたる方が校正をされるべきであったろう。
本の価値を役立つかどうかだけで評価するべきではなかろうが、ちょっと拍子抜けするような感じである。またいつかにこの本の価値を評価できるときが来ることを願っている。
本の価値も評価する方の力量に依存するからである。私はまだこの本をきちんと評価できるほど力がついていないということであろう。