物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

専心できないこと

2024-01-29 12:59:49 | 本と雑誌
専心できないのがわるい。

私はどちらかというと気が多い方で、なかなか専心できない。それで専心するための退路を断っていく方法を今選んでいる。

昨年の9月からサーキュラー「数学・物理通信」を休刊するつもりであったが、これはかなわず、またいま長く参加してきたドイツ語の教室を退会しようとしている。

長年参加してきたクラスだが、もう自分の生きられる時間が長くないことを実感しての処置である。参加者からはまたクラスに帰って来てほしいとの要望がだされている(注)。

本当にありがたいことだが、そのクラスに復帰できる見通しはいまのところない。それぐらいお先真っ暗なのである。

障害のブロックは英訳して出版しようと考えている、『四元数の発見』の第6章の6.3節の書き換えの方針が立たないことである。すこし方針が見えたかとも思ったのだが、やはりなかなか難しい。

ある方に救いの手を延べてもらいたいとお願いもしたのだが、なかなかいい返事がもらえない。自分で何とか道を切り開くしか仕方がないようである。

道が急に開けるかそうではないか、私にはいまのところいい見通しはない。

(注)ドイツ語のクラスは対面の本当のクラスであったが、最近はZoomによるクラスである。そのために地理的に同じところである必要がない。

これは大いに利点であるのだが、こういう試みをしている先生Rさんが偉いと思っている。

(2024.3.3付記)このブログにはその後の様子も書いておいたが、『四元数の発見』の第6章を書きかえた原稿をつくった。これで万事解決したと思った。しかし、その後、セガの「線形代数講座」を読んで、当該の問題の箇所をもっとフレンドリーな内容に書き換えた方がいいのではないかと思い始めている。

なかなか悩みは尽きない。

(2024.5.11付記)『四元数の発見』の第六章だが、一応原稿を書き換えたと前に書いたが、その後書き換えた部分がまだ十分でないことから、他にベクトル空間についての補足の文章を書いた方がいいのではないかと思い始めている。なかなか悩みは尽きない。