本当は指数関数の話かどうか分からないのだが、いちおう指数関数とタイトルをつけた。
要するに自然対数の底(てい)eを底とする指数関数と、その底eのことである。「数学・物理通信」に投稿された論文でそのことを知った。ネピアの対数だが、彼の考えた底が自然対数の底eの逆数を底とする対数だった。
その論文のその箇所が理解できなくて補足のエッセイを書いたのだが、まだしっくりとは来ない。それでその後自然対数の底eの導入についてまた調べた。実は以前にもそれについて数回エッセイを書いたことがある。
そのノートを昨夜読んでそれらをまとめてみたいと思うようになった。どうやったら、いちばん自然にというか、合理的にその底を導入できるか。
まだ一行も文章は書いていないが、かなり頭の中では構想ができてきた。これは朝方のうつらうつらの段階で考えるともなく考えていたことである。