今日はle 14 juillet, (日本語のカタカナで拙く発音をつけるとル・カトルツ・ジュイエ)であることを忘れていた。
言うまでもなくフランスの革命記念日である。パリのシャンゼリゼにはフランス陸軍のパレードがあるのだろうか。
大統領もそのパレードには参加すると聞いたかもしれない。「シャンゼリゼ―には望むものは何でもある」(il y a tout ce que vous voulait aux Champs-Elysees) とかシャンソンにあるが、そんなふうには思えなかった。
シャンゼリゼからちょっと横に入ったレストランでは英語で注文を聞くウエイターが来たが、こちらがカタコトでもフランス語を話すと知って早々に退散した。もっともこのレストランで「お勘定を」というフランス語をはじめて覚えた。
どうやってだったかは覚えていないが、パリ案内の日本語のガイド書に出ていたのではないかと思う。l'addition, s'il vous plait !と言えばいいのだった。
もちろん、s'il vous plait !は知っていたが、勘定書きは知らなかった。ちょっと直訳すれば、「たし算を、どうぞ!」ということになる。これもカタカナで発音を書いておくとラディション・シルヴプレェとなる。
ドイツ語だったらツアレン・ビッテというところだろう。Zahlen, bitteだが。
die Rechnung, bitteとも言っただろうか。