12月8日は何の日と聞かれてすぐにぱっと答えられたらすごい。しかし、もちろん私の誕生日ではない。
ちょうど83年前のこの日にいわゆる真珠湾攻撃があって、太平洋戦争が始まった。この日のことをよく覚えていると言いたいところだが、なにせ2歳半くらいだからよくは覚えていない。
当時私は朝鮮のいまではチネの呼ばれている所に住んでいた。ここは桜の名所である。第2次大戦後らしいが、日本人が移住してきて桜を植えたという説が信じられて一度市中の桜を全部切り倒したとか。
その後、実は日本人の植民の前から桜は植えられていたということがわかり、再度桜を植え直して桜の名所となったという。いまでは桜の咲く時期には50万とも100万ともいう観光客が訪れるという。
もう何年前になるだろうか。20年以上前になると思うが、50年ぶりか60年ぶりにチネを従兄妹たちとツアーを組んで訪れたが、私の幼児のときとそれほど町は変わっているようでもなかった。きれいになっているとは思ったが。
話が大外れした。第2次世界大戦を始めた日が今日である。その後、私は戦争が終わる半年ほど前に一家で愛媛県 I 市に帰郷して高校卒業までそこに住んでいた。
大学に入った年が1958年であり、もう戦後ではないと論壇では言われていたころである。
その間に戦争中には空襲に遭ったり、また戦後の食物のない時代の飢えの体験もしている。戦争はまっぴらごめんというのが私の世代の大方の意見であろう。
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