昨夜は媛銀ホール(県民文化会館)でのコンサートに行った。妻の属しているコーラスグループの指導をされているT先生がチケットを下さるというご招待であった。指定席で前から数列目で真ん中の席でよく音楽を聴くことができた。音楽を聞いてハッピーという感じはいままであまりもったことがなかったが、昨夜はハッピーという感じがした。
これは愛媛交響楽団という演奏の腕の確かな楽団のコンサートということもあったのだろうが、曲目がドヴォルザークの「新世界」とか「謝肉祭」とかとショパンの曲だったからである。私のようにまったく音楽に疎い者でも中学の音楽の時間にドヴォルザークは当時レコードで何回か聞いたことがあったからである。ピアノの黒田えりさんは松山東高の出身だとかで、この地方ではよく知られたピアニストだったらしい。現在オーストリアに留学中だが、まだ20代半ばだというから、すばらしい。
また、先回の市民コンサートがやはりドヴォルザークのアメリカという曲が演奏されてドボルザークを聞いたからでもある。新世界は多分に管楽器が主役を務めているということに今回初めて気がついた。大体、私はバイオリンとかの弦楽器の音は好きだが、ピアノはあまり好きではないのだが、今回の黒田さんの演奏は気に入った。
それとコンサートに出かけたときに数人の知人に出会った。M夫妻はテニスで知り合ったし、Tさんはドイツ語の関係で知り合った。また、元同僚だったI 先生ご夫妻にも会った。また、妻がコーラスグループでお世話になっている二人のT先生にもご挨拶をした。
私などはあまり人とのつき合いがない方だが、それでも何人かの人と知り合っているということがわかった。もっとも妻のつき合いの広さのお陰でもある。