いつものように今日のブログを書く前にはいままでの私の書いたブログで読まれたブログを読んで、表現を修正するという作業をした。
さあ、これから今日のブログを書こうということだが、テーマが思い浮かばない。さあ、どうしよう。
実は先ほどまで以前に私が書いた四元数に関連した数学エッセイを読み直していた。一昨日からは「四元数(補遺3)-四元数とパウリ行列-」を読み返している。
ところが、これがとても粗雑にしか書かれていなくて、ミスプリントが一杯だし、式の番号もおかしい。これでは皆さんに読んでいただく数学エッセイとしては不合格である。恥ずかしい。まったく気がつかなかった。
というか書いた後で十分に時間をおいてから読んでみなかったのだろう。書いている最中は何回読んでも十分ではない。ある種の他人の眼が必要なのである。
もちろん、私以外の他人の方が読んでくださるのがよいのだが、そういうことは私からお願いできる筋ではない。そうすると自分が自分の書いた文章をある程度時間をおいて読むのがいいのであろう。
ところが、この「四元数(補遺3)-四元数とパウリ行列-」のエッセイはそうする機会がなかったらしい。それで自分では改訂することをいままでしなかったが、大いに改訂する必要があった、問題がおおありの数学エッセイであった。このエッセイはページ数11ページのけっこう長いエッセイである。
(付記)この数学エッセイの内容はあまりほかではきちんと取り上げられたことのない内容であるので、エッセイの価値はあるであろう。ただこういうことには真正面から取り組まれた方はおられなかったと思う。だから私のエッセイの存在意義があるのだが、こう粗雑ではその価値が半減するだろう。