【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【記事・動画とも独占】立憲民主党代表の演説会場に「アベノミクスに騙されたスルガ銀行の被害者」が詰め掛ける、泉健太さん自ら言及してすくい上げ「取り組む」と確約

2022年07月05日 21時44分43秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]泉健太立憲民主党代表、きのう2022年7月4日、神奈川・横浜市内の記事とは別会場で、宮崎信行撮影。

 アベノミクスに騙されて人生(の大半)を失いかけている人たちが、野党・立憲民主党の泉健太代表の演説会場の最前列に詰め掛け、救済を求め、泉代表が演説の冒頭で要望を救い上げて、救済を確約しました。

 ゆうべ、令和4年2022年7月4日(月)、神奈川県の相模鉄道「二俣川」駅コンコースには、「スルガ銀行かぼちゃの馬車事件」の救済を求めるプラカードを掲げた数名が腰をかがめた姿勢で最前列で待ち構えました。

 泉代表は冒頭、身をかがめて目を細めてプラカードの文字を確認。

 泉さんは、「そして今、たくさんの方いらっしゃいますけど、スルガ銀行の不正融資の被害者のみなさん起こしいただいてありがとうございます。私、京都なんですけれど、私の友人も同じ被害者で、今みなさんが銀行の前で声を聴くべきだと活動されていることを承知していますし、その方からも要望があって、6月に終わった通常国会の中でも立憲民主党として金融庁からヒアリングをしたこともありました。みなさんも、何とか今後の人生設計と思って、信じて、銀行は嘘をつかないと信じて皆さん方もお金を託した中で、全然思いと違う状況が生まれていると思います。ぜひ、金融行政をちゃんと監督してもらうのが大事だと思いますので、私も我々、立憲民主党もこれから取り組んでいきたいとまいりたいと思います」と語りました。

立憲代表、「スルガ銀行かぼちゃの馬車救済」プラカード行動を演説冒頭ですくい上げ善処確約20220704 神奈川・横浜

 2012年末から始まったアベノミクス異次元の金融緩和では、市中銀行が貸出先が見つからない状態が続きました。その中で、預金の7割を融資に回しているスルガ銀行を、森金融庁長官(財務官僚出身)も絶賛。別の開発会社(倒産)が霞が関とノンストップの「北綾瀬駅」など東京・足立区で「かぼちゃの馬車」というシェアハウスを所有・経営すれば不労所得で生活できると喧伝して、スルガが引き取り乱脈融資を行いました。狭小な「かぼちゃ」に入居者が入らないことから、大半が頓挫しています。

 融資返済が滞っている被害者が横浜市に多いのは、神奈川県庁内に支店をかまえていることから、「政府は嘘をつかない」という深層心理でスルガを信じたものと思われます。


[写真]スルガ銀行神奈川県庁出張所、3年前、宮崎信行撮影。

 アベノミクス異次元の金融緩和を進める自民党政府に対する不信感から、野党代表の街頭演説会場に詰め掛け、善処を確約させました。

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【全国比例・自民東京調査から筆者試算】「選挙ブースト」は自民0・8倍、立憲1・4倍、維新2・3倍、公明党と共産党1・2倍、国民民主党2・7倍、開票特番も大阪府の維新読めないだろう

2022年07月05日 14時07分55秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 第26回参議院議員通常選挙の「選挙ブースト」がどのくらいかかるか、計算していました。

 自民党の土日の調査で、東京都内のふだんの政党支持率と比例の投票動向の割合を割って計算しました。

 ふだんは25%以上が「支持なし」。それでいて投票先では1割が「まだ決めていない」ですから、1倍超になります、

 自民党は「0・8倍」、公明が「1・2倍」、立憲は「1・4倍」、維新は「2・3倍」、共産が「1・2倍」、国民民主党が「2・7倍」となりました。

 野党第1党が伸びやすいとされる「選挙ブースト」は立憲にかかっていますが、維新にはそれ以上にかかっています。

 しかし、大阪府の維新はふだんから政党支持率が高いので、これほど高い倍率にはなりません。東京だけに限れば、ドント方式は自民、立憲、維新、共産、公明となりそう。東京の数字を敷衍した議席イメージは自民16、立憲8、維新6。が、この計算の仕方だと、公明が「5」になってしまうので、投票率で数議席左右されることになります。

 テレビ局は、当日の大阪府内の出口調査に補正をかける必要があるので、選挙特番が始まっても、視聴者や新聞社デスクは、全国比例議席数の結果について予断を持たない方が良さそうです。
 
 以上です。
 

【東京自民調査流出】乱立東京6人固まる、山本太郎全体「6位」41~59歳「3位」で元気テレビ世代顕著、維新は次点濃厚「港区」2位で身を切る改革

2022年07月05日 13時36分25秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 自民党が7月2日と3日(選挙サンデー)に行った東京の情勢調査も流出しました。サンプルは3516件。

 大乱立となった東京6人区では、当選する顔ぶれは固まったようす。

 人気の高いれいわ新選組・山本太郎代表は、引き続き6位に位置しています。年代別では、50代と40代で3位につけており、「元気が出るテレビのメロリンキュー」世代の支持が厚いとも考えられますが、れいわ全体の全国の伸長を考える上では、その現実を客観視することが求められそう。

 序盤、中盤、終盤で、朝日健太郎さん、蓮舫さんが票を上積みし、生稲晃子さん、竹谷とし子さん、山添拓さんが他陣営に食われました。

 SNSなどで指摘されている通り、共産の山添さんが勢いを失いましたが、当落ラインは割らないように見えます。

 ファーストの会の荒木ちはるさんは、公示前からの「小池ゆり子知事との共同街宣」の効果で中盤に大幅に伸びましたが、これ以上のサプライズはないか。6位山本と次点荒木は1割差があります。

 日本維新の会の海老沢由紀・前大阪市議は、中盤にわずかに勢いを減らしました。自民党調査では、衆議院小選挙区ごとの数字がすべて出ています。前回の都知事選では元熊本県副知事(現・衆議院議員)が供託金没収の惨敗なのに、港区などでは25%の大量得票を記録しました。海老沢さんも港区など東京2区部分で8人に1人以上の支持を集めて2位、千代田区がある東京1区でも3位となっています。千代田区・港区などで「皇居・三番町官舎・赤坂宿舎・永田町・霞が関とその界隈」住人が「身を切る改革」を支持していることが明確。選挙結果がどうなろうと「黄金の3年間での身を切る改革」は求められそうです。

 以上です。


【第26回参院選情勢「その2」も入手】宮崎は大接戦、青森立憲リード、神奈川で共産>公明、維新は選挙区「東京・愛知・京都・奈良・広島・福岡」で次点につき仮に取れば10で全国手中も

2022年07月05日 13時11分46秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 13時間前に書いた「【情勢入手】「福井」野党元議員リード、「京都」福山1位で自民現在次点、「宮崎」5ポイント差急迫」に続き他の会社のももらいました。

 こちらも選挙サンデー当日までの調査で、選挙サンデーの運動で既に情勢が変わったり、今後大きく情勢がねじれたりすることも予想されます。

 13時間前の記事と調査日はほぼ同じで、青森はどの社も立憲現職リードですが接戦。長野、沖縄は野党がリード。岩手、新潟、山梨、大分は与党がリード、福井も自民現職がわずかにリード。違った判定となっており、最終盤まで猛暑の激戦にもつれこみました。


 宮崎1人区は、自民・松下さんを立憲・黒田さんが僅差で追う構図がどの社の調査でも明らか。

 広島2人区は、首相と親戚の自民・宮沢さんが断然トップで、2位は野党「結集広島」の女性新人・三上さんが、維新の男性新人の森川さんに追いつかれつつある情勢。

 福岡3人区は、自民・大家、立憲・古賀がトップ争いで、公明・秋野が続きますが、維新の龍野真由美さんが追っています。

 神奈川4・5人区は、自民・三原、自民・浅尾、維新・松沢がトップ争い。この後、共産・浅香、公明・三浦が追います。共産が公明を上回る選挙区情勢はここだけで、「共産が選挙区2東京・神奈川」をねらえる位置。

 愛知は自民・藤川、立憲・斉藤の後の2枠を公明・里見、国民・伊藤、維新・減税の新人の広沢前名古屋副市長の3人で争う構図。この調査では里見は3位ですが、13時間前に書いた記事の根拠だと5位落選の現状。

 奈良1人区は自民・佐藤が先行しつつ、逆転可能な差で、維新・中川と立憲・猪奥が追います。

 京都2人区は、立憲・福山、自民・吉井で、維新・楠井が次点となっています。

 日本維新の会は、大阪・兵庫・神奈川で上位当選をうかがい、次点につけているのが東京・愛知・京都・奈良・広島・福岡。仮に当選すれば、選挙区10議席(大阪は2)が可能となっており、「選挙区から見ても全国政党化」がありうる動向ですが、同党選対が仕切り切れるか。

 静岡2人区は、自民・若林、無所属・平山の構図が崩れていません。

 1人区だけの比較では、秋田の自民現職、長崎の自民新人が他の1人区の自民候補と比べると、やや見劣りする中間成績となっています。

 

【情勢入手】「福井」野党元議員リード、「京都」福山1位で自民現在次点、「宮崎」5ポイント差急迫

2022年07月04日 23時59分20秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 3大新聞の1社がおととい・きのうの2日間行った情勢調査を入手しました。

 それによると、福井1人区では、自民党の山崎正昭元参議院議長80歳を、無所属の斉木武志元衆議院議員48歳が逆転し、3ポイントを超えたリードをしているようです。共産の山田さん、参政党の砂畑さん、笹岡元県議も立候補。

 宮崎1人区は、民主党系から自民党に鞍替えし女性・外国人問題もある松下新平さんの勢いが落ち、立憲民主党新人の黒田奈々さんと5ポイント以内となり、野党支持組織の動きなどで、残り日数からして、逆転の勢いか。

 関心が高い京都2人区は、立憲現職の福山哲郎前幹事長が僅差でトップで、維新の新人・楠井祐子さんが当選圏内に入っています。自民党の新人吉井章前京都市議はトップと5ポイント近く差がついていますが、組織は一番あるのでここから逆転も。共産の武山さん、N党近江さん・N党星野さん・参政安達さん・新風橋本さんも懸命。

 東京6人区は、自民・朝日健太郎、立憲・蓮舫、公明・竹谷とし子、自民・生稲晃子、共産・山添拓、れいわ・山本太郎が6位以内。維新・海老沢、立憲・松尾はかなり差がありますが、他の調査では4位から7位が違う調査もあります。ファースト・国民民主の荒木さんらは厳しい。

 長野では自民新人の松山三四六さんが、立憲現職の杉尾秀哉さんを3ポイント以内でリード。

 厳しいとの観測もあった新潟1人区と、山梨1人区の立憲女性現職は、3ポイント以内の僅差で自民男性新人をリードしますが、再逆転もあるし、そもそもこの調査の誤差の範囲内。

 兵庫3人区は、維新現職は3分の1以上を固め、自民の現職閣僚が続きます。この後かなり開いて、残り1枠を公明女性現職と立憲女性新人の前県議が3ポイント以内で奪い合う超大激戦。

 北海道3人区は下馬評通り自民現職がトップですが、立憲女性現職、立憲男性新人、自民男性新人が団子状態で、残りの2席は当日まで分からなそう。

 岩手の立憲、山形の国民は現段階では大差ですが、失言などがあれば失速します。宮城は今回は調査が入っておらず分かりませんが、接戦だと考えられます。

 新人どうしの争いの福島は、自民男性を3ポイントで野党女性が追いますので、序盤との比較ならば、時間的に逆転しますが、どうなるか。

 神奈川の「4・5人区」は、自民女性現職が大量リードで、維新元職、自民男性新人、公明現職が法定数4。「立憲女性、共産女性、立憲男性」の3人の合計数は、4位公明の2倍以上ですので、番狂わせはありえます。

 先日他の数字を書いた愛知は、自民男性、立憲男性の後は、維新・減税男性新人、国民女性現職が当選圏内。次点の5位に公明男性現職となっていますが、公明党支持者が電話等で違う名前を言っているかも。

 沖縄は自民新人が現職を3ポイント近くリード。

 全体について再度まとめると、公明党は全候補3位以下。維新は東京でかなりの劣勢。福井で野党リード、宮崎で立憲民主党が当選をうかがえる位置に。一方、長野、沖縄は自民男性新人に逆転されました。野党は大健闘といえそうです。

 以上です。

NHK・自民党・朝日新聞が絶対に報じず有権者にひた隠す参議院選挙サンデーの岸田首相・茂木自民党幹事長の街頭演説会フル動画を公開、茂木「私は上流家庭の生まれ」

2022年07月03日 18時17分01秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]街頭演説する岸田文雄首相・自民党総裁、きょう、東京都内で、宮崎信行撮影。

 自民党本部・陣営が、第26回参議院議員通常選挙での、岸田文雄総裁・首相の街頭演説会を中継しない異例の展開となりました。




 総理大臣が元参議院議長を応援した動画がわずか40秒。現職が当選するためには、不人気の岸田首相を隠すという、不誠実極まりない「負けるわけにはいかないんです」。

 NHK、朝日新聞デジタル、ニコニコ動画も配信しません。そこで、国民の目となり耳となる歩く資本家ジャーナリストの私・宮崎信行がアベノミクスで得た莫大な資金の半分前後をつぎこんで、自民党のあらさがしのために、「猛暑コロナ」の首都圏を取材しました。

 私がきょう、岸田文雄首相の街頭演説会と、茂木敏充幹事長の害江藤演説会のうち1会場で、フルバージョンの動画を撮影しましたので、公開します。当然大スクープです。

 岸田文雄さすが首相NATO首脳会談での物価対策を街頭演説20220703 東京浅草雷門 宮崎信行撮影

 岸田首相は4会場で演説し、東京都台東区・浅草での会場には、おそらく1000人以上集まったと思いますが、都内外の観光客で足を止める人は、猛暑を勘案してもやや少なかったか。

 深谷隆司東京都連顧問は先週と同じような演説をしましたが「キャーキャー叫んでいる野党の女性議員」との文言はありませんでした(参照記事)。

 岸田文雄首相の演説。まず、当ニュースサイト記事が報じた「3%の賃上げ」という謎の数字。けさのNHK日曜討論では「春闘でコロナの影響を受けなかった企業は3%」としました。ところが浅草演説では間違いなく「コロナから回復した企業においての賃上げは3%以上、平均で2%以上」と述べました。CPIが2・5%で推移しているので、3%か2%かは中期的にとても大きな違いだと考えます。岸田さんは「みなさんの夏のボーナスも平均で6万円上がった」とも強調しました。

 岸田さんは街頭演説で「G7サミット、NATOサミットに日本の総理大臣として初めて出席してきましたが」とし、物価高騰は各国が共有する課題だとしました。岸田さんは「例えば、G7では、ロシアによるウクライナ侵略によって世界中の物価高騰が起きている。石油の価格についても、ロシア産の石油については今の価格の約半分程度に上限を定めて、それ以上については国際社会が買わない、買わせないようにする合意を結んだ」と語りました。そのうえで「ウクライナの穀物を世界に輸出するしくみを応援していこうと、日本もウクライナの穀物貯蔵を様々な支援をしていく」と語りました。

 この後、首相は、第1回物価・賃金・生活総合対策本部の地方創生交付金1兆円の使い道に言及して「困っている方に直接給付金を給付する」ことを地方自治体が決めることができるとしました。

 やはり、きのう、立憲民主党の岡田克也常任顧問が戸塚で街頭演説したように「結局、岸田さんには分かっていないんです。国民生活がわかってないし、中小事業者の皆さんのその経営っていうのはわかってない 」の言葉に尽きると考えます。

茂木敏充自民党幹事長街頭演説「物価対策で野党は補正予算に反対した」20220703 神奈川新百合ヶ丘 宮崎信行撮影

 茂木敏光自民党幹事長は、神奈川・川崎「新百合ヶ丘」で街頭演説しました。茂木さんは当地を持ち上げた後に、「ちなみに私は全く真逆のど田舎の生まれでして、栃木県の足利市、足利市の中でも一番山の中なんです。この中で小学校、分校に一体いますか。私一人だけですね。相当川の上流の方なんですよ、家があるのが。いわゆる上流家庭の生まれです」と語りました。

 第3次自民党政権のアベノミクスによる格差拡大を聴衆も含めて懸念しているのか、ここで起きた拍手はきょう2番目に大きいものでした。茂木さんは非世襲議員ではトップの幹事長になったことから、今後の天下取りのためにも「上流家庭の生まれ」のネタを使っていくかもしれません。なお、茂木さんは知らないでしょうが偶然きょうの会場は「昭和音楽大学」が見える場所で、学長は栃木県の簗瀬進元衆議院議員です。渡辺美智雄さん、枝野幸男さんらが届かなかった栃木から総理総裁の夢を追いかけていることが裏付けられました。

 茂木さんは、物価対策について「野党は補正予算に反対したんですよ」と話しました。

 茂木さんの演説で、もっとも聴衆から「そうだ」の掛け声があったのは安全保障。茂木さんは「我々はひっしになって祖国を守る、家族を守るために戦っているウクライナの人たちにともにありたいという強い思いを持っている」「プーチン大統領は相手の国に戦車を投入して、民間の人たちを犠牲にして、それでも勢力圏を拡大しよう」としているとし、「自民党は年内に、新しい安全保障戦略、防衛大綱をまとめる」と強調。さらに語調を強めながら「防衛力の拡充が必要だと言うと、野党は相手を刺激するからやめたほうがいいと主張する。私は逆だと思う。防衛力軍事力を圧倒的に拡充しているのはお隣の中国なんです。ミサイルを撃っているのは日本じゃないんです、北朝鮮なんですよ。これは間違いないですよ。そんなことも分からない野党に日本を守ることができるわけないではありませんか」と問いかけると拍手喝さいを浴びました。

 ところで、茂木さんはグータッチ大会で「何か書いてほしい」と言われて、30分強時間をかけて、何か書く、サービスの良さを見せました。

茂木敏充意外と人気があり頼まれて1分近く書く、20220703 神奈川・川崎 宮崎信行撮影

@miyazakinobuyuki #参院選2022 #参議院選挙 #自民党 ♬ ゴジラメインテーマ - Crimson Craftsman

 
 第26回参院選のラスト選挙サンデーの取材結果はこんなところです。最新の情勢はあす以降となります。

 以上です。

【第26回参院選】岡田克也「黄金の3年間、与党が議席を増やせばやりたい放題になることに危機感を持ってほしい」

2022年07月02日 20時57分08秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]東海道五十三次の宿場町「戸塚」で演説する岡田克也・立憲民主党常任顧問、きょう令和4年2022年7月2日、宮崎信行撮影。

 立憲民主党の岡田克也常任顧問は、東海道五十三次の宿場町「戸塚」で街頭演説し、「立憲民主党いろいろと皆さんにもご不満あると思います。だけどそれは力を合わせて立て直していきます。そして大きな塊を目指していきます。もう一度、将来政権を担えるだけの政党に、どんな困難であっても、作っていきます」と話しました。

 ところで、聴衆は50名ほど。実は2013年の海江田万里さん以降野党第1党の街頭演説会では、代表であっても50名しか聴衆がない街頭演説会はたびたびありました。私自身この10年弱、目視で現認しながらそのことを報じてこなかったことに若干の反省を覚えています。

【岡田克也】岸田文雄の周りに「黄金の3年間」言う人いる参院選で勝たせるとやりたい放題になるから危機感を持ってほしい」20220702 戸塚で、宮崎信行撮影。

 この街頭演説会では、今月で引退する那谷屋正義参議院議員と花上喜代志・横浜市議会議員が顔を合わせました。


[写真]立憲民主党の日教組出身の那谷屋議員、民社党県職員出身の花上議員、竹下派出身の岡田議員=同。

 岡田議員は自民党竹下派出身で連続32年当選、那谷屋議員は日教組・横浜市教組出身で連続18年当選、花上議員は2度目の出馬から連続43年当選しています。この3議員だけで延べ93年連続当選しています。が、竹下派・社会党・民社党が力を合わせても、創価学会にダブルスコアで劣勢の21世紀が来るとは誰も想像していなかったと思います。政治は時の運(モメンタム)だと感じます。

 岡田演説に戻って、岸田文雄首相が言及していない「黄金の3年間」について、岡田さんは「岸田さんの周りで黄金の3年と言われてるらしい。例えば、衆参ダブル選挙まで大きな国政選挙がない。3年間やりたい放題やるということですよ。みなさん、そのことにもっと危機感を持つべきじゃないですか」と語りました。

 そして「大きな塊を目指していきます」と語り、国民民主党(玉木雄一郎代表)を含めた「大きな塊」を主張。5年前から岡田さんが使っている言葉です。

 一方、泉健太代表らは立憲民主党の名称を「民主党」と届け出ていますが、逢坂誠二代表代行はツイッターで「今回の参院選挙の二枚目: 比例の投票用紙には、立憲民主党の比例候補者の個人氏名、もしくは「りっけん」「立憲」とお書きください」と呼びかけています。

 

[AI全文書き起こしを、宮崎信行が一部を手で修正]

みなさんこんにちは、岡田克也です。

いよいよ選挙戦も残りわずか。今この神奈川で奇跡が起こるかもしれない。スタートがとても遅かった。調査をするたびにどんどんどんどん数字が上がっている。

今選挙。昨年秋の衆議院選挙ね。与党が議席を伸ばした。この選挙でさらに与党が議席を伸ばせば、もうやりたい放題になってしまう。今、国会に起こってるか、具体的にいくつかお話したいと思います。まずこの物価対策。


皆さん政府に物価賃金等対策本部というのが設けられました。第一回が開かれて、そして、中身は全くないんだけれども、検討中検討中だけれども、対策が打ち出されました。いつのことかわかりますか。6月21日です。選挙が始まる前日ですよ。


そこでバタバタと午前中に対策本部第1回ですよ、開いてそして中身はありませんよポイント制なんて、ほとんど中身を代替する並べて使ってたんだけど、物価の高騰でいつから始まったんですか。やばいんだけどなんか中途半端なんだけれども、やろうとしてるけども、あれやってるけれども、全部ガソリンだけじゃないでしょう皆さん、食料品もエネルギーもこれだけじゃありませんよ、中小企業の皆さんの話聞いてくださいよ、あらゆるものが上がって、原材料費も


本当に四苦八苦して、その分ちゃんと上げてくれればいいですけれども、それがないもんだから本当に困ってる人がどれだけいることか。消費者だっていや、エネルギーや食糧費だけじゃありません。あらゆるものが上がってくるこの7月1日も上がりましたけれども、


なぜこの日までそれをほとんど放置してきたのか。結局、岸田さんには分かっていないんです。国民生活がわかってないし、中小事業者の皆さんのその経営っていうのはわかってない。選挙、欧米の選挙で与党が作成したことをもってあわてて選挙が始まる前日に、やってふりをしてるだけじゃないですか。選挙終わったらまた元の木阿弥かもしれませんよ。そういう政治で皆さんいいんでしょうか?変えましょう皆さん。


そして、新型コロナウイルスの感染拡大、また気になる状況になってます。実は私達が主張していたのは、国会に第三者から成る調査会を作って、そこできちんと検証すべきだということなんだ。念頭にあったのは福島原発についての国会事故調です。当時私達は与党でした私は幹事長でした。野党の意見も入れて、公開に。国会事故調作った。


確かに嫌でした。与党としていろいろと批判されることはあるだろう。だけど、やっぱりなぜあの事故が起こってしまった。二度と起こさないとどうなるかっていうことをしっかり国会の責任でまとめよう。このことはいやことだと思って、国会事故調作って約半年で報告書をつくってもらう。当時千人以上の人にヒアリングをしています。ができたし、そういうことには再び起こらないための様々な法改正や、あるいは制度改革をやることができました。今回の新型コロナウイルス感染拡大3万人以上亡くなってるんですよ。大変な事態。また感染拡大するかもしれない。あるいは新しい感染症がやがてくる。そうであれば、今のうちにこの2年数ヶ月いったい何があってどこでどういう判断をしたのか。例えばワクチンの接種の遅れ。岸田さんになってからも三回目の接種がどうしてこんなに遅くなっちゃうんですか。欧米はとっくにやってますよ。病床が足りなくなって足りてるはずが高くなって、そして自宅での仕事としては特に思い出してください。他にもありました。

 専門家と総理大臣の意見が食い違う。早いですよと。専門家が言っても、菅総理はそれやってしまって感染拡大した。アベノマスクとか全国一度学校休校とかいろんなことがありましたよね。それは全ての大変な事態ですから、いろんな間違いもあるでしょう。問題はそれをきちんと検証して、国会のときに検証して、そして国会の法律改正をして、改正をして、同じことが繰り返されたりすることが大事なんだよ。それをこう見てきたのが今の与党じゃないですか。けっきょく政府の中につくった委員会、いいですよ政府やってもらったら、だけど5月にも1ヶ月ちょっと地下5階しかないですよ。原発のときにはそのときの総理だった菅直人さんも関係者みんな呼ばれて、そして何が問題だったのかっていうことを専門家が分析した。政府のこの検証委員会で岸田さんや菅さんや安倍さん呼ばれましたか。全く直りの件そして皆さんいつその検証結果が発表されたご存知ですか。6月15日なんですよ。6月15日国会終わった日なんですよ。だからここまで検証結果を出すと国会で議論されちゃうから、最初から北海道の見定めて、結果を出して、そういう方が貴重ななんかちゃんと耳傾けて聞いてるふりするのは上だけど、次は国会議員をするとか、国民の前でしっかり議論するとかいうことはなくして、大事なことは全部潰して自分に都合のいいことだけやってるだけなんで。こういう政治をこれからも続けるんですか。参議院選挙で勝てば、そうなりますよ。岸田さんの周りで黄金の3年と言われてるらしい。例えば、衆参ダブル選挙まで大きな国政選挙は、3年間やりたい放題やるということですよ。みなさん、そのことにもっと危機感を持つべきじゃないですか。だから、この選挙は負けられない。与党ばっかり議席を増やしてどうするんです。さっきのどっかの道を増やしてどうするんです。ここはしっかりと野党第一党、立憲民主党いろいろと皆さんにもご不満あると思います。だけどそれは力を合わせて立て直していきます。そして大きな塊を目指していきます。もう一度、将来政権を担えるだけの政党に、どんな困難であっても、作っていきます。その第一歩としてこの参議院選挙。まさしく水を学ぶようなきちんと社会人としてキャリアを積み、高い能力を持ち志を持っている、そういう人材を皆さんの力で国会に送っていただきたいんですが、皆さん。でしょうか?どうか、残された時間はわずかです。ぐんぐん伸びてます。でも、そうかどうかまだわからない。どうか皆さん力を貸してください。皆さんご自身が投票に行ってください。こんな大事な選挙で投票に行かないなんて、そんなもったいないことしないでください。そして周りの人に語ってください。今の話聞いて、また候補者だね。これから日本は来るよね。上の方の力を貸していただき何とかして、7月10日に処理できるように皆様のお力添えよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

[AI全文書き起こしは以上です]

以上です。

【参院選】れいわ新選組の水道橋博士候補(全国比例)の凸撃を枝野幸男・前立憲民主党代表がとっさに回避、自民党麻生太郎副総裁の「おーまだ生きてんのか」暴言での炎上情報が頭の片隅にあったか、大阪・梅田で

2022年07月02日 14時04分55秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[画像]れいわ新選組の水道橋博士候補の凸撃をとっさで回避した枝野幸男・立憲民主党前代表(衆議院議員)、YouTubeチャンネル「水道橋博士の異常な対談 〜Dr.Strangetalk〜」内動画からスクリーンショット。

 れいわ新選組公認で出ている、「たけし軍団」でおなじみの水道橋博士候補が、大阪・梅田のヨドバシカメラ前の演説会で枝野幸男・立憲民主党前代表に凸撃すると予告し、ライブ配信を始めましたが、およそ28分後に話しかけたところ、枝野さんがとっさに回避し、逃げるが勝ちとばかりに会場を立ち去る光景が配信されました。


[写真]れいわ新選組公認の水道橋博士候補、宮崎信行撮影。

【LIVE】水道橋博士 凸

 きょう令和4年2022年7月2日(土)、枝野衆議院議員は、「京都→大阪→京都→愛知」というやや変則的な日程で応援することになっています。


[写真]大阪市内で演説する枝野幸男さん、宮崎信行撮影。

 水道橋候補はたすきはしていないけれども、今回の選挙で一目で「れいわ」だと分かるピンクのシャツを着ていました。水道橋さんは、演説終了後にツーショット撮影に応じる枝野さんに対して話しかけながら横に入ろうとしました。この直前、代表時に一貫して報道部長を務めて、選挙対策委員会に異動していた大阪・近畿に詳しい職員が「水道橋さん」と認識していましたが、枝野さんはとっさに職員を手招きしながら、会場を去りました。水道橋さんはとっさに口がとんがった表情を見せ、40年近くの芸歴が裏付けたお笑い・テレビの現場で培った反応の速さを見せました。

 枝野さんは代表辞任後の半年間に叩けば埃が出る話は全くありません。が、20代での初出馬初当選から30年近く連続して議席を背負う失う物が多い身の上。6月26日に神奈川・桜木町で、麻生太郎・自民党副総裁が「まだ生きてんの?」との暴言を吐いたことが、29日からマスコミで報じられている情報が頭の片隅にあったことから、逃げるが勝ちだと判断してとみられます。


[写真]麻生太郎自民党副総裁、宮崎信行撮影。



 https://youtube.com/shorts/BH4c3H8SGho?feature=share

 チャンネル登録は4・8万人と芸能人としては平凡ですが、このリアルタイム配信は少なくとも4000名以上が見ており、政党・候補者のライブでは異例の多さでした。

 れいわ新選組は比例で1ないし4議席ではないかとの情勢が出ており、その場合は、第2位以降は、高井たかし候補(党幹事長)、水道橋博士候補、大島九州男候補が圏内にあるのではないかとされています。水道橋候補は、公示前の政党調査では元議員らの後塵を拝していましたが、序盤のマスコミ調査で党内2位になっているとの見立てもありました。全国比例は統計上の誤差が大きく、情勢そのものも大きく変わることがあります。

 第26回参議院議員通常選挙は自民党が守りに入っており、総裁の演説のライブ配信はどの媒体でもなく、朝日新聞社の売上高が10年間で半減未満になるなどしています。中日新聞電子版が名古屋で行われた党首演説の全編公開をすることで気を吐いていますが、「ネットで調べて、自分で考えて投票先を決める人」には判断材料が乏しい選挙戦となっています。

 以上です。

公明党の山口那津男代表が立憲民主党の泉健太代表を名指しで批判も黒田日銀の金融緩和を無かったことにする不誠実さ

2022年07月01日 15時52分18秒 | 第26回参院選(2022年7月)
 連立与党第2党の公明党・山口那津男代表が、立憲民主党の泉健太代表を名指しで批判するようになりました。山口さんは、若い泉さんですが「事業仕分け」の内閣府政務官など民主党政権時に既に主流派議員だった構造を念頭に、3党合意の経緯を持ち出し「借金ばかり重ねて、未来の世代にツケを先送りするのはもうやめにしようじゃありませんか。そういう呼びかけをしてきたのは民主党政権だ」とし消費税の時限的減税の「財源がない」と主張しています。

 3日前、令和4年2022年6月28日(火)の東京・経堂駅前では、立憲民主党のことを1回「民主党」と言う悪質な言い間違えをしました。

 ところが、山口さんは、政権交代直後から日本銀行の黒田東彦総裁が異次元の量的金融緩和をしたことで、年額80兆円未満の国債を日銀が購入している経緯を無視しています。

 山口さんは泉代表の主張を実現すると「年14兆円の穴が空く」と批判していますが、日銀が80兆円購入するのなら、年14兆円の特例公債は新規追加発行をしないと、逆に、日米金利差が広がり、円安になる基調ができると考えるのが妥当です。

 東京選挙区限定では、同党の竹谷とし子元財務大臣政務官が、国債整理基金特別会計で、政府が必ず10兆円積んだままにしなければならなかったルールについて、日銀が政府に対して災害時には無制限に貸し付けることができるアコードを結んだことで、この10兆円が必要なくなったことを強調。総額6000億円の税金の無駄削減につながったとしています。これは正しくて評価される実績ですが、日銀にとっては6000億円の収入が減っただけで、だからといって日銀でリストラされた職員はおそらくいないだろう、という話です。

 この演説会場では、公明党員同士が口論となり、遠山清彦元議員は社交界からお金を借りられるが、自分は借りられない、事実自分の住む支部では社宅が壊れていて後に何ができるか分からない、という趣旨の金融緩和とは無関係の自分にも配慮してほしいとの口論があり、筆者はスクープ動画の撮影に成功しました。(参考記事【参院選東京哀歌】公明党員同士が遠山アベノミクスで口論動画「社交界に頼んで借金させてもらった」「大きい社宅壊されている」「その大本が国政してんだから」「こういう人たちに配慮した政治をしてほしいよ」)。

 遠山アベノミクスをなかったことにして、岸田インフレ黒田円安を批判する立憲民主党を批判する。昨秋の山口代表や甘利明自民党幹事長による「立憲共産党ができた」という極めて悪質なデマを真に受けて信じた人が全国で大量にでき、自公の地方議員でも信じた人が実在します。

 殲滅思想の安倍晋三元首相の時代が終わり、岸田文雄首相のもと与党内にも配慮した選挙戦となりましたが、史上初めて「雇われている有権者が6000万人を超えた日本」での選挙戦です。もう少し、グローバル金融緩和で民主主義の草の根から置き去りにされた低賃金の有権者を忘れない度量を与党指導者に求めたいところです。

【東京6人区】「消費税で泉健太代表に支離滅裂な反論」山口那津男公明党代表と竹谷とし子候補の街頭演説会 20220628 宮崎信行撮影



【スクープ】公明党員同士(世田谷支部員と西東京支部員)の口論を、本人たちの許可を得て撮影した映像、20220628 宮崎信行撮影。

 上述の部分を、AIを活用して、書き起こしました。

 2022年6月28日 東京・経堂駅前の山口さんの演説。

 まずは現金給付。そして値上がり防止策。さらにそれに繋いで、賃金の上昇もやっていきたいと思います。上げたところには税制で減税をやります。上げたいと思うけどなかなかできないところには補助金で応援をいたします。パートやアルバイトで時給で働く方には最低賃金を引き上げていきます。7月がその時期でありますから、東京都は全国一で1000円をちょっと超えていますけどもさらに上がるように最低賃金の引き上げを実現してまいります。そして、この賃上げの流れを大きく作り出すということが大事であり、これからも続けていけるようにするということが大切であります。中小企業の方々はなかなか大変ですから、取引先の大手から買い叩かれないように防止策を徹底してやりたいと思います。また大手も取引先も仲良くよく協調して進みましょうというところには補助金を出して応援をしていきたいと思います。

 来年も、先も大事でありますので、専門家、そしてアナリストなどを入れた中立的な第三者委員会を作って、客観的なデータに基づいて、あるべき賃金の水準はこれぐらいが妥当ですよ。そういう目標を出していただくようにしたいと思います。ガラス張りでみんなが見る中で、賃上げが交渉されていく。納得づくで賃金が決められていく。そういう流れもぜひとも作り出していきたい。その先頭に竹谷とし子を立たせていただきたいのであります。こうした公明党、そして与党の取り組む物価高対策であります。先手先手でその先を見ていく。


 しかし、野党の皆様は何と言っているか。消費税率を下げろとこう言ってるんですね。しかしこの間、党首討論を行いました。ここで、マスコミの論説委員の方が野党の皆さんに質問しました。消費税を下げろとか無くせとか言っているけど、消費税は社会保障を支えるために役立っている。これを下げろとか無くせというのは乱暴な主張ではありませんか。こう尋ねられましたけども、説得力のある答えはありませんでした。

 私も質問したんです。立憲民主党の泉代表に聞きました。泉さんがかつて所属していた民主党政権のとき、野党であった公明党や自民党に社会保障をこれから長く続けていくためには消費税を生かさなければならない。借金ばかり重ねて、未来の世代にツケを先送りするのはもうやめにしようじゃありませんか。そういう呼びかけをしてきた民主党政権。

 だから、そういう大局観を持ってやるなら協力しよう。だけれども、軽減税率を導入すべきである。こう訴えたのは公明党でありました。政権を取り戻して、軽減税率を実現したではありませんか、皆さん。そして消費税を活かして幼児教育、保育の無償化も実現をしました。今この消費税は、基礎年金の2分の1を支えることにも役立っています。年金、医療、介護、子育て。この社会保障を支える財源の大事なところが消費税それを下げてしまったらどうやって財源を生み出すのか。

 立憲民主党の主張通りやれば14兆円の穴が空きます。泉代表は国債発行して借金すればいいという簡単に答えました。しかし、借金をするのはやめるために消費税に協力してくださいと頼んでいた張本人が今度は消費税を下げるから借金します。これでは責任感が貫かれていない、矛盾していると言わざるを得ません。どうでしょうかみなさん?

 大局観がある訴えとも思えません。いつから実行するんですかと聞くと来年の4月からと言います。しかし今は物価が上がって、皆さんの生活が大変なのに、来年4月からというのではとてもタイミングが合わない、効果が出ないということであります。4月からやるとはっきりさせれば、来年の2月、3月になると、もうすぐ消費税が下がるから、消費は少し控えておこうという買い控えが起こる。そこで景気を冷やしてしまうことにもなるわけで、どこから見ても大局観がない、責任感の裏付けもない、効果もない、そして景気を冷やす。そういう野党の政治には、これからの日本の政治を任せるわけにはいかないと私は思います。

 そのためにも、この物価高を乗り越え、次の新しい時代、日本を前に進める力、実績のある竹谷とし子こそ東京選挙区の代表にふさわしいと私は思います。無理なく6000億円の無駄を削って、皆さんの役に立つ財源を生み出した。これができたのは竹谷とし子のこのプロフェッショナルな力なのであります。

 以上です。


【第26回参院選・全国比例】いつも王子駅で、青木愛候補応援の小沢一郎「立憲民主党の党勢上向かないが青木愛は6年前より早い時間帯に当選確実にしたい」

2022年06月30日 21時20分03秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]立憲民主党公認の全国比例候補、青木愛参議院議員、きょう2022年6月30日、東京・王子で、宮崎信行撮影。

 第26回参議院議員通常選挙は、異次元の金融緩和の効果で、女性の立候補者数が史上最多で行われていますが、盛り上がりには欠け、組織と有権者が遊離した選挙戦が続いています。

 きょう令和4年2022年6月30日、青木愛さんが東京・北区の王子で、屋内「ハコ」の総決起集会を開き、立ち見が出ました。

【第26回参院選・全国比例】小沢一郎「立憲民主党の党勢上向かないが青木愛は6年前より早い時間帯に当確を」20220630 東京・王子、宮崎信行撮影

 青木さんは岸田インフレ・黒田円安による物価高・ガソリン高に言及し「選挙が始まった後に、ガソリンスタンドで手が止まった」と生活者の目線を強調。千葉県での保育園(母親が理事長)、東京都での保育園(本人が創業)の経営者としての視線を交えつつ「20年からの新自由主義の政治から、国民の生活が第一の政治に戻す」と演説しました。

 小沢一郎さんはおよそ100日前は、「ジェンダー平等だ、多様化だと言ってもなんだか分からない」と語り、名指しを避けつつ泉健太代表を批判。その後、千葉県ゆかりの参議院議員らの主張で「物価高と戦う」が第一公約になったためか、執行部批判は一切なく「立憲民主党の党勢は上向かない。6年前は夜になっても当確が出ず、一度帰宅して朝になってから当確の連絡がきた。今回はもう少し早い時間帯に当確が出てほしい」と語り、6年前の思い出を共有していた多くの客から拍手と笑いがわきました。


[写真]小沢一郎さん、きょう、宮崎信行撮影。

 小沢さんは楽観的でしたが、秘書と司会者は、党は残り1ないし2枠で、その枠を現職3議員で争っているとの情勢を披露。後は、本人以外は、電話かけとポスター張りの選挙運動に限られるとし、「残り10日間、青木愛のことだけを考えて生活してほしい」と懇願し、場内はおおむね認識が共有されたようです。

 会合には、もともと当地が地元の日本行政書士連合会会長もあいさつ。野党系で、職能全国団体の会長があいさつするのは異例。また混乱が続くJR東日本労組の関係団体の代表が「私は総武線の運転手だ」と語り「青木さんを頼りにしている」とスピーチ。司会者から「ポスター張りでは多大な貢献をいただいた」との追加紹介がありました。

 
[写真]日焼けした筆者。きょう撮影。

 日本人全員が「王子はなぜか懐かしい故郷」で、あなたのお財布にあるお札はすべて当地(正確には隣の瀧野川)で製造・印刷されています。筆者は同地区の所轄警察署の30者しかいない防犯協力会の半世紀以上の法人会員の代表取締役です。紙工業では90歳の労働者も働いてお米を買うお金を得られる「選ばなければ必ず仕事がある町」です。私はそれをユートピアと呼ぶと、幼少期から考えています。既得権益者の私ですが、生活に直結した組織にはそもそも在籍していないからか、30年来政治に携わってきて、「参院選公示後の全国比例のハコの集会」にきょう生まれて初めて滞在しました。どうしても誘われないし、そもそも開催事前情報がありません。

 組織力のもとに有権者が置き去りにされ、今回に限れば政権交代・与党構造・参議院構成が変わらない無風選挙となります。




[写真]王子で選挙運動する青木愛候補、上が2022年6月30日、下が2009年8月19日、ともに宮崎信行撮影。

 以上です。

小川淳也立憲民主党政調会長、防衛費倍増の自民公約でやり返す、茂木敏充自民党幹事長の「財源論」演説で

2022年06月29日 22時24分48秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]小川淳也・立憲民主党政調会長、きょねん2021年11月、宮崎信行撮影。

 立憲民主党の小川淳也政調会長は「防衛費増だって同じ。財源とセットじゃなきゃ非現実的なんじゃないか? 」と引用リツイートし、自民党の茂木敏充幹事長が「消費減税は財源セットでないと非現実的だ」と発言したことをやり返しました。

 自民党は岸田文雄首相・高市早苗政調会長体制で、きょねん秋の第49回衆院選で「防衛費GDP2%超」の2倍増を公約。今回の参院選にもひきついでいます。今年度予算を参考にすると、年6兆円必要。戦艦大和建造をめぐる議論から、財政法は政府公債の日銀直接引き受けを禁じていますが、高市さんは特例公債を充てると発言しています。

 立憲の泉健太代表らは「岸田インフレ」物価高対策として、消費税を時限的に5%にして現金を家計に残す公約をしています。この場合は、年11兆円程度になると考えられます。この財源には新規の国債を発行しても、異次元の金融緩和のもとでは何も問題は起きません。

 岸田首相がNATO首脳会議出席のため欧州外遊していることから、茂木幹事長が自民党の主役となったことで、党内からも不人気だとされている茂木さんに対する集中砲火が始まりつつあるようです。

https://twitter.com/junyaog/status/1542105882422435840?s=20&t=ObKHtr1V9JiPNDLWi9A6qQ


銀座で深谷隆司元自民党総務会長「キャーキャー叫ぶ野党の女性議員いらない」に支持者たしなめるも茂木敏充幹事長やり過ごすだけ20220626宮崎信行撮影。

2022年06月29日 16時57分54秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]猛暑もへっちゃら、銀座を取材する筆者。

 今週日曜日の東京・銀座での自民党街頭演説会で、同党重鎮の深谷隆司元自民党総務会長がマイクを持ち「参議院の舞台でキャーキャーキャーキャー叫ぶような野党の女性議員もいます参議院に向いていない。衆議院でも要りませんいりませんと言われるんだから」と演説。5列目の夫婦連れであることから、同党支持者と思われる女性から「そういうこと言わないの」「言わない」とヤジが飛ぶシーンがありました。

銀座で深谷隆司元自民党総務会長「キャーキャー叫ぶ野党の女性議員いらない」に支持者たしなめるも茂木敏充幹事長やり過ごすだけ20220626宮崎信行撮影。

 6年前は代表代行として代表をねらった蓮舫候補を念頭においた発言で、熱心な自民党支持者が今回の第26回参議院議員通常選挙への影響を懸念し、発言を制そうとしたと推測できます。

 深谷さんから「私が経済産業大臣のときの優秀な大臣政務官だった」と紹介されてご満悦の茂木敏充同党幹事長も、重鎮の演説を拍手しながら聞いていましたが、「キャーキャー」発言では拍手はやめながら冷笑を見せました。党本部幹事長として、発言を制することはありませんでした。

 以上です。

泉健太代表の新幹線乗り込むまで選挙運動の党首力が功を奏したか、最大の焦点「比例野党第1党」争いで立憲民主党が躍進

2022年06月29日 09時22分02秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]泉健太代表、22日、宮城県で、宮崎信行撮影。

 政治構造の変化の余地に乏しい今回の参院選で最大の焦点である、「比例の改選の野党第1党」で、立憲民主党が日本維新の会に対して大きくリードしました。

 情勢は大きく変わることがあります。

 第26回参議院議員通常選挙の最大の注目点は、比例代表(定数は50に復帰)で立憲民主党と日本維新の会のどちらが「第2党・野党第1党」になれるかどうか。

泉ケンタは新幹線に乗り込むまでが選挙運動なんです

 選挙サンデーからきのうまでの3日間の共同通信調査では、比例代表に入れたい政党は、およそ1週間前の公示前調査と比べて

 自民党が27・3→28・3
 立憲民主党が7・0→8・2
 公明党が6・2→7・2
 日本維新の会が7・7→6・1
 以下の政党は略

 となりました。

 維新は、野党第1党どころか、全体第4党に落ちています。

 参院選の基本となる「県連」は、自民党に次いで立憲民主党の組織があるためか、公示後に一番伸びました。いわゆる「選挙・野党第1党ブースト」の上昇気流を「岸田インフレ・物価高と戦う」の構図の設定に泉健太代表が序盤に限れば成功したことも大きそう。

 泉健太代表の有権者に対して分け隔てなく接する「名刺配り」の好感を読んでいるのかもしれません。公示日には、遊説を終えて、SP・県警警備を引き連れて新幹線に乗り込むまで「小畑きみ子お願いします」「立憲民主党です」と大声を張りながら、市井のタクシー運転手、買い物などをする女性に歩み寄り名刺を配りました。

 若さでのぞむ初陣の充実感が、功を奏しているのかもしれません。「党首力」という言葉がありますが、それは政策の問題ではなく、姿勢の問題です。

このエントリーの本文記事は以上です。
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【銀座サンデーで罵声NOW】茂木敏充幹事長が「自民党いつまでいるんだよ」罵声浴びる、街頭演説会場から立ち去る際に、録音あり

2022年06月28日 23時58分45秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[画像]「銀座サンデー」の銀座4丁目交差点で、街頭演説会を開いた茂木敏充幹事長、おととい2022年6月26日、宮崎信行撮影。

 第26回参議院議員通常選挙で、自民党は、岸田文雄さんの欧州外遊で、おとといの選挙ファーストサンデーから今週金曜日まで茂木敏充幹事長が「主役」をつとめます。

 銀座4丁目交差点会場では聴衆とグータッチをして専用車両で立ち去る際に、待ち構えた男性から「自民党いつまでいるんだよ」「早く」「しろよ」との罵声を浴びました。

【銀座】茂木敏充幹事長が「自民党いつまでいるんだよ」罵声浴びる、街頭演説会場から立ち去る際に、20220626 宮崎信行撮影

 直後に、ファーストの会公認・国民民主党推薦候補と、小池百合子東京都知事、玉木雄一郎代表と、電機連合組織内の矢田わか子候補の街頭演説会がありました。

 罵声は、自民党政権に批判的な人か、電機連合などで演説の場所を確保する役回りの人だった可能性があります。

 候補者の銀座練り歩きがスタートしたタイミングなので、茂木さんにはギリギリ声は聞こえなかったと推測します。

 以上です。

【参院選東京哀歌】公明党員同士が遠山アベノミクスで口論動画「社交界に頼んで借金させてもらった」「大きい社宅壊されている」「その大本が国政してんだから」「こういう人たちに配慮した政治をしてほしいよ」

2022年06月28日 19時25分36秒 | 第26回参院選(2022年7月)
[写真]世田谷を取材する筆者、きょう。

 公明党の山口那津男代表は、きょうは7選挙区のうち東京都選挙区の女性現職をテコ入れ。各地で、「物価高対策の1兆円の交付金を予備費で出す」と遊説でアピールしました。


[写真]口論の後に、演説する山口那津男公明党代表(右)。

 このうち、山口代表到着直前の世田谷区内の駅ロータリー前の遊説会場で、公明党の世田谷支部員の男女が、候補者のピンクのチラシを配っていたところ、植木鉢を抱えた同党の西東京支部員だという女性が通りがかり「銀座問題」の遠山清彦元議員について批判し、もっと弱者に寄り添った政治をしてほしいと主張。

 鉢植えを持った女性は「(私たちにはできない)社交界に頼んで、お金の、借金の手続きしてもらったんだから」と遠山氏を批判。

 その後に、「何ができるか分からないが、田無の社宅が壊されている」としました。なんらかのアベノミクス・量的金融緩和による再開発批判とみられます。

 候補者ビラを配る女性とコンビの男性は「筋が違うから」「ここであなたが言ってもだめだから」と応じました。

 鉢植えを持った女性は「そのほんもとが国政してるんだから」「でもさあ、こういう人たち(私たち庶民)にも配慮した政治をしてほしいよ」と述べると、男性は「でもね、それは(公明党でなく)施設のところに行かなくっちゃ」と応じ、鉢植えを持った女性は駅改札方向に「これじゃだめだ、やめよう」と立ち去りました。

 筆者は「顔をうつさないから」と断り、当事者全員の許可をとり、公道での口論の後半を撮影しました。

【スクープ】公明党員同士(世田谷支部員と西東京支部員)の口論を、本人たちの許可を得て撮影した映像、20220628 宮崎信行撮影。

 当ニュースサイトのような主要報道媒体が、公明党員同士の口論の映像を報じるのは異例でスクープといえます。

 でも、見ると悲しくなるので、見ない方がいいかもしれない。

 なお、複数の公明党地方議員らによると、銀座問題で定年退職として創価学会を去ったはずの「ヒロシ」こと佐藤浩元副会長が何らかの資格で創価学会に復職して、今回の第26回参議院議員通常選挙の公明党の現場最高指揮官に復帰しているとみられます。

 以上です。