宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【都人事・SP】田平誠・警護課長が就任、週明けから、警備部理事官の一人は「鬼の四機」から

2025年02月15日 09時36分47秒 | 霞が関人事
 河西隆浩・警護課長が第一機動隊長に栄転し、後任の警護課長に田平誠・警備部理事官が就任することになりました。

 週明けの令和7年2025年2月17日(月)付。警備部理事官に新しく、第四機動隊長の前川雅信さん、牛込署副署長の川村博さん、官邸警備対策官の遠塚昌端さんが昇進。警護対策官に桑原仁・警護課長代理がつくことになりました。

 このうち第四機動隊は「鬼の四機」とおそられる武闘派集団。鬼の四機を迎えた警備部あるいは警護課は、夏の第27回参院選では「見せる警護」としてスーツ越しのソフトな肉体美を、47都道府県の聴衆におもむろに誇示することになりそうです。

 写真は、警視庁でなく福岡。きょねん2024年9月8日に、泉代表、野田元総理、枝野元官房長官ら4議員を警備警護する福岡県警の警察官。摂氏35度での過酷な警備警護となりました。警護対象要人の泉健太さんも駅頭とはいえほとんどが身内の立憲民主党員ですから、群衆に分け入って最後まで全員と握手しました。そして、博多駅博多口から東口のホテルへ。通用口からクルマで向かいます。出発のわずか十数秒後、現場担当者が一言。「それじゃあ、みなさん、集合写真撮りますから集まってください」。摂氏35度の博多駅博多口で野田元総理や要人の警備警護に抜擢されたことは思い出のようです。集合写真だから、佐賀、鹿児島などに住む親にラインしてもいいのでしょう。

 一方、2017年の「希望の党騒ぎ衆院選」当時に安倍晋三首相の警護隊長だったSPさんは、どうも加減がよろしくなさそう。きょねん10月の衆院選でも、石破茂首相の街頭演説会に早めに来て、機動隊、所轄署を含めた配置を事前に確認する重要な役回りをされています。屈強な男性が長寿とは限らないことは分かっていますが、自分は奈良に行く当番でなかったのに、安倍晋三さんが背中から撃たれた映像が、寝床でも離れないのかもしれません。

 とにもかくにも、SPのみなさんに言いたいことは、参院選の街頭で私・宮崎信行の取材を妨害したら「要人から見て人間の盾」に対する共食いだし、営業妨害。何かやらかしても、警視総監・警備部長・警護課長はあなたを守らずに切り離しにかかる。だから、取材妨害はしない方がいい。これをこの記事のまとめにします。
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