[画像]総理や官房長官に代わり謝罪した、内閣府大臣官房長、きょう2020年1月30日、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
またなんか嫌なもの見せられたな~~という印象です。内閣府大臣官房長が「桜を見る会」名簿をめぐって謝罪させられました。
【参議院本会議 令和2年2020年1月30日(木)】
「令和元年年第2次補正予算」は投票総数240、賛成161、反対79で可決し、成立しました。
2019年度としては2度目の補正ですが、令和元年度として第1次補正のようです。いずれにせよ、最終の補正で一般会計で104兆円余り。
「改正家畜伝染病予防法」(201衆法2号)は投票総数243、賛成243、反対0の全会一致で可決し、成立しました。補正関連ではなく、農相が豚熱(ぶたねつ)について、予防的さっ処分をできる権限を与える法律。通常国会の制定法律第1号が議員立法なのは異例。
「改正地方交付税法」(201閣法1号)は投票総数243、賛成228、反対15で可決し、成立しました。
「剰余金処理特例法」(201閣法2号)は投票総数243、賛成164、反対79で可決し、成立しました。
【参議院予算委員会 同日】
令和元年度第2次補正予算案の基本的質疑は2日目。
「桜を見る会」については共産党の田村智子さん、山添拓さんらが質問。内閣府が作成し参議院自民党内で共有された文書に「国民に疑惑をもたれることのないよう十分に考慮して選考していただきたい」と書いてあったことが分かりました。
基本的質疑の最後に、理事会で合意したとして、蓮舫さんの補充質疑4分間んが認められました。蓮舫さんは内閣府大臣官房長に、「国会法104条にもとづく答弁だといえるか」と問い、官房長は「ていねいさと正確さを欠いていた」として「お詫び申し上げます」と語りました。
この官房長は私大である早稲田大学政治経済学部卒業。私が22年前に内閣記者会会員だったころ、総理府の建制順筆頭の賞勲局長が早稲田政経で、その後、事務次官にあたる「総理府次長」になりました。行革後、内閣府の官房長となると、さらに求心力が高い地位といえるかもしれませんが、総理、官房長官の代わりに頭を下げさせられた格好。早稲田政経卒では、最初に大蔵省キャリア採用が衆議院議員として逮捕されたり、以前は警察庁で神奈川県警本部長にのぼってクビを切られたり、先日の文部科学省の収賄事件では傍聴人わずか19人のなか有罪となり失職したりしています。私も含めて、成り上がろうとする者が多い早稲田政経ですが、成り上がるならば、国家公務員キャリア試験で成り上がるのはかなり無謀なのかもしれません。給料や売上高が成長する仕事ではないですから。
私的な、固有名詞な、学歴ネタの余談が長くなりましたが、委員会ではこの後、締めくくり質疑がありました。
近藤正春内閣法制局長官は憲法第24条が「婚姻は両性の合意にのみもとづく」として条文は制定時に「同性婚を想定していなかった。それ以上でもそれ以下でもない」と答弁。森まさこ法相も解釈に賛同しました。首相もそれにならいながら、「ぜひ、参議院憲法審査会で議論してほしい」と挑発しました。立憲民主党の石川大我さんへの答弁。
討論では、立憲などの会派を代表する格好で、国民民主党の田村まみさんが反対討論。採決の結果、立憲・国民・社民の会派と共産党の反対、自民、公明、維新の賛成で可決すべきだと決まりました。次回はあす午後1時から。
【参議院総務委員会 同日】
「地方交付税法改正案」(201閣法1号)。
一番手の吉田忠智さんは、前日のNHK国会中継が37秒間映像が途絶える放送事故があったと指摘。NHK専務理事が「28件の問い合わせがあった」とし謝罪しました。メディア百花繚乱ですが、今最も恵まれた環境にあるNHKさんですが、大変だなという感じです。
片山虎之助さんは「景気は悪くはないが良くも無い。当初予算での税収見積もりが甘かったのではないか」と指摘し、総務省自治税務局長が答弁しました。自治税務局長は自分のせいではない、と言いたかったのかもしれません。
採決の結果、可決すべきだと決まり、上述の本会議に緊急上程。
【参議院財政金融委員会 同日】
「剰余金処理特例法」(201閣法2号)は可決すべきだと決まりました。
質疑ではNHKから国民を守る党の、浜田聡さんが登場。浜田さんは「上念司さんという経済評論家が、日本のような法学部出身が主体のキャリア官僚制は発展途上国に多い、と指摘している」と紹介。麻生太郎財務大臣は「浜田議員、あなたは初めて会うけど、東大体育学科から京大医学部を出ているとは変わっているねえ」と、いつもながらの「ルーキーいじめ」。ぜひ今後議論をしたいと言われ、浜田さんはうれしかったのかもしれません。
【参議院農林水産委員会 同日】
「家畜伝染病予防法改正案」(201衆法2号)が提案され、質疑。採決し、本会議上程。
【参議院第1種常任委員会 同日】
上述のほか、内閣委員会、外交防衛委員会、厚生労働委員会、国土交通委員会、環境委員会が開かれ、委員派遣の段取りが決まりました。文教科学委員会と経済産業委員会は開催されませんでした。
【参議院政府開発援助等に関する特別委員会 同日】
参議院ODA特は、大阪府、兵庫県への委員派遣を決めました。
【衆議院 同日】
きょうはありませんでした。あすは午前9時から衆議院予算委員会で集中審議。
以上です。
またなんか嫌なもの見せられたな~~という印象です。内閣府大臣官房長が「桜を見る会」名簿をめぐって謝罪させられました。
【参議院本会議 令和2年2020年1月30日(木)】
「令和元年年第2次補正予算」は投票総数240、賛成161、反対79で可決し、成立しました。
2019年度としては2度目の補正ですが、令和元年度として第1次補正のようです。いずれにせよ、最終の補正で一般会計で104兆円余り。
「改正家畜伝染病予防法」(201衆法2号)は投票総数243、賛成243、反対0の全会一致で可決し、成立しました。補正関連ではなく、農相が豚熱(ぶたねつ)について、予防的さっ処分をできる権限を与える法律。通常国会の制定法律第1号が議員立法なのは異例。
「改正地方交付税法」(201閣法1号)は投票総数243、賛成228、反対15で可決し、成立しました。
「剰余金処理特例法」(201閣法2号)は投票総数243、賛成164、反対79で可決し、成立しました。
【参議院予算委員会 同日】
令和元年度第2次補正予算案の基本的質疑は2日目。
「桜を見る会」については共産党の田村智子さん、山添拓さんらが質問。内閣府が作成し参議院自民党内で共有された文書に「国民に疑惑をもたれることのないよう十分に考慮して選考していただきたい」と書いてあったことが分かりました。
基本的質疑の最後に、理事会で合意したとして、蓮舫さんの補充質疑4分間んが認められました。蓮舫さんは内閣府大臣官房長に、「国会法104条にもとづく答弁だといえるか」と問い、官房長は「ていねいさと正確さを欠いていた」として「お詫び申し上げます」と語りました。
この官房長は私大である早稲田大学政治経済学部卒業。私が22年前に内閣記者会会員だったころ、総理府の建制順筆頭の賞勲局長が早稲田政経で、その後、事務次官にあたる「総理府次長」になりました。行革後、内閣府の官房長となると、さらに求心力が高い地位といえるかもしれませんが、総理、官房長官の代わりに頭を下げさせられた格好。早稲田政経卒では、最初に大蔵省キャリア採用が衆議院議員として逮捕されたり、以前は警察庁で神奈川県警本部長にのぼってクビを切られたり、先日の文部科学省の収賄事件では傍聴人わずか19人のなか有罪となり失職したりしています。私も含めて、成り上がろうとする者が多い早稲田政経ですが、成り上がるならば、国家公務員キャリア試験で成り上がるのはかなり無謀なのかもしれません。給料や売上高が成長する仕事ではないですから。
私的な、固有名詞な、学歴ネタの余談が長くなりましたが、委員会ではこの後、締めくくり質疑がありました。
近藤正春内閣法制局長官は憲法第24条が「婚姻は両性の合意にのみもとづく」として条文は制定時に「同性婚を想定していなかった。それ以上でもそれ以下でもない」と答弁。森まさこ法相も解釈に賛同しました。首相もそれにならいながら、「ぜひ、参議院憲法審査会で議論してほしい」と挑発しました。立憲民主党の石川大我さんへの答弁。
討論では、立憲などの会派を代表する格好で、国民民主党の田村まみさんが反対討論。採決の結果、立憲・国民・社民の会派と共産党の反対、自民、公明、維新の賛成で可決すべきだと決まりました。次回はあす午後1時から。
【参議院総務委員会 同日】
「地方交付税法改正案」(201閣法1号)。
一番手の吉田忠智さんは、前日のNHK国会中継が37秒間映像が途絶える放送事故があったと指摘。NHK専務理事が「28件の問い合わせがあった」とし謝罪しました。メディア百花繚乱ですが、今最も恵まれた環境にあるNHKさんですが、大変だなという感じです。
片山虎之助さんは「景気は悪くはないが良くも無い。当初予算での税収見積もりが甘かったのではないか」と指摘し、総務省自治税務局長が答弁しました。自治税務局長は自分のせいではない、と言いたかったのかもしれません。
採決の結果、可決すべきだと決まり、上述の本会議に緊急上程。
【参議院財政金融委員会 同日】
「剰余金処理特例法」(201閣法2号)は可決すべきだと決まりました。
質疑ではNHKから国民を守る党の、浜田聡さんが登場。浜田さんは「上念司さんという経済評論家が、日本のような法学部出身が主体のキャリア官僚制は発展途上国に多い、と指摘している」と紹介。麻生太郎財務大臣は「浜田議員、あなたは初めて会うけど、東大体育学科から京大医学部を出ているとは変わっているねえ」と、いつもながらの「ルーキーいじめ」。ぜひ今後議論をしたいと言われ、浜田さんはうれしかったのかもしれません。
【参議院農林水産委員会 同日】
「家畜伝染病予防法改正案」(201衆法2号)が提案され、質疑。採決し、本会議上程。
【参議院第1種常任委員会 同日】
上述のほか、内閣委員会、外交防衛委員会、厚生労働委員会、国土交通委員会、環境委員会が開かれ、委員派遣の段取りが決まりました。文教科学委員会と経済産業委員会は開催されませんでした。
【参議院政府開発援助等に関する特別委員会 同日】
参議院ODA特は、大阪府、兵庫県への委員派遣を決めました。
【衆議院 同日】
きょうはありませんでした。あすは午前9時から衆議院予算委員会で集中審議。
以上です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます