
[写真]萩生田光一・自民党東京都連会長、今月、宮崎信行撮影。
白昼堂々、後ろから鉄砲を撃たれて安倍晋三元首相が落命してから、統一協会と自民党の関係に関心が集まっています。


[写真]私を見ると、嫌そうな表情になった首相在任中の安倍晋三さん。
上は5年前、茨城県内で、
下は3年前、宮城県内で、
宮崎信行撮影。
自民党東京都連所属の政治家の公選法違反で、警視庁が統一協会・国際勝共連合の本部を家宅捜索し、逮捕したことがあります。
平成5年1993年6月の都議選は、国政での折からの日本新党ブームで日本新党が大躍進し、新生党は国政転出組の後継者が落選してゼロ議席となる変な選挙でしたが、翌月の衆院選での政権交代の大きな弾みとなりました。
このとき、大田区選挙区は定数8に12名が立候補し、自民党の現職2人、新人である区議2人に加えて、連合町内会長である前職69歳にも公認を出し、この人が落選しました。
警視庁都議選違反取締本部は、1993年7月8日、渋谷区宇田川町の政治団体「国際勝共連合」の中央本部、東京都本部、江東区にある「江東カルチャーセンター」などを家宅捜索したと、読売・産経など各紙が一斉に報道。「国際勝共連合は世界基督教統一神霊協会(統一協会)の友好団体」と書かれていました。
宇田川町は、安倍晋三さんの自宅や、世界平和統一家庭連合の日本本部の近くですが、さらに渋谷駅に近い超一等地となります。
五月雨式に5人が逮捕。国際勝共連合東京都本部支部幹部の32歳の男、この男が派遣した25歳の男、候補者が経営する酒店の従業員で候補者の私設秘書の男32歳、元衆院議員秘書の男32歳、候補者の長男で会社役員の男44歳。
私は当時、この選挙に立候補し当選した自民党現職都議で、現在は立憲民主党で閣僚経験を持つ衆議院議員の陣営にかかわっていました。当時からこの噂を知っていました。また、候補者の長男である44歳の会社役員の容疑者男は、都議選直前に退職した自治省キャリア官僚だと聞いたことがあります。
容疑は、長男と私設秘書の2人が、国際勝共連合の組織を使って事前運動として戸別訪問をしてほしいと求め、事務所側が勝共側に1000万円を渡したとの容疑。逮捕容疑は50戸でしたが、私は当時、「リーフレットに5000円を挟み50人の勝共運動員がバラまいた」と聞きました。受け取った世帯だけに限れば、1人40戸、合計2000戸に配ったと思われます。
その後、警視庁は2009年に、教祖の文鮮明逝去直前に壺売り霊感商法の特定商取引法違反の容疑で統一協会を家宅捜索しているようです。
生まれつき好き嫌いで支持政党を決められる環境にある私は自民党都連の体質を知って、30年来自民党が嫌いです。もちろん都連は「勝共はあの候補だけだ」というでしょうが「あいつは壺だ」という陰口で、統一教会、勝共、原理のことは都連にかかわるほぼ全員が間違いなく知っていたはずです。
ところで、国際勝共連合のトップは笹川良一さんだったようですが、笹川さんはほとんど関係ないと思います。
私は、自民党、とくに安倍晋三派、中曽根康弘派、東京都連と統一協会、勝共連合、勝共議連、原理、世界日報、世日クラブの関係は、当たり前すぎる話で、日本人全員が知っているとばかり思っていました。最近の若者の自民党ブームを不思議に感じていました。私にとっても、「忘れた30年」と言えそうです。
以上です。
白昼堂々、後ろから鉄砲を撃たれて安倍晋三元首相が落命してから、統一協会と自民党の関係に関心が集まっています。


[写真]私を見ると、嫌そうな表情になった首相在任中の安倍晋三さん。
上は5年前、茨城県内で、
下は3年前、宮城県内で、
宮崎信行撮影。
自民党東京都連所属の政治家の公選法違反で、警視庁が統一協会・国際勝共連合の本部を家宅捜索し、逮捕したことがあります。
平成5年1993年6月の都議選は、国政での折からの日本新党ブームで日本新党が大躍進し、新生党は国政転出組の後継者が落選してゼロ議席となる変な選挙でしたが、翌月の衆院選での政権交代の大きな弾みとなりました。
このとき、大田区選挙区は定数8に12名が立候補し、自民党の現職2人、新人である区議2人に加えて、連合町内会長である前職69歳にも公認を出し、この人が落選しました。
警視庁都議選違反取締本部は、1993年7月8日、渋谷区宇田川町の政治団体「国際勝共連合」の中央本部、東京都本部、江東区にある「江東カルチャーセンター」などを家宅捜索したと、読売・産経など各紙が一斉に報道。「国際勝共連合は世界基督教統一神霊協会(統一協会)の友好団体」と書かれていました。
宇田川町は、安倍晋三さんの自宅や、世界平和統一家庭連合の日本本部の近くですが、さらに渋谷駅に近い超一等地となります。
五月雨式に5人が逮捕。国際勝共連合東京都本部支部幹部の32歳の男、この男が派遣した25歳の男、候補者が経営する酒店の従業員で候補者の私設秘書の男32歳、元衆院議員秘書の男32歳、候補者の長男で会社役員の男44歳。
私は当時、この選挙に立候補し当選した自民党現職都議で、現在は立憲民主党で閣僚経験を持つ衆議院議員の陣営にかかわっていました。当時からこの噂を知っていました。また、候補者の長男である44歳の会社役員の容疑者男は、都議選直前に退職した自治省キャリア官僚だと聞いたことがあります。
容疑は、長男と私設秘書の2人が、国際勝共連合の組織を使って事前運動として戸別訪問をしてほしいと求め、事務所側が勝共側に1000万円を渡したとの容疑。逮捕容疑は50戸でしたが、私は当時、「リーフレットに5000円を挟み50人の勝共運動員がバラまいた」と聞きました。受け取った世帯だけに限れば、1人40戸、合計2000戸に配ったと思われます。
その後、警視庁は2009年に、教祖の文鮮明逝去直前に壺売り霊感商法の特定商取引法違反の容疑で統一協会を家宅捜索しているようです。
生まれつき好き嫌いで支持政党を決められる環境にある私は自民党都連の体質を知って、30年来自民党が嫌いです。もちろん都連は「勝共はあの候補だけだ」というでしょうが「あいつは壺だ」という陰口で、統一教会、勝共、原理のことは都連にかかわるほぼ全員が間違いなく知っていたはずです。
ところで、国際勝共連合のトップは笹川良一さんだったようですが、笹川さんはほとんど関係ないと思います。
私は、自民党、とくに安倍晋三派、中曽根康弘派、東京都連と統一協会、勝共連合、勝共議連、原理、世界日報、世日クラブの関係は、当たり前すぎる話で、日本人全員が知っているとばかり思っていました。最近の若者の自民党ブームを不思議に感じていました。私にとっても、「忘れた30年」と言えそうです。
以上です。
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