ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

[続報]秋本・総務省情報流通行政局長は接待を認め「事後、返金した」、菅義偉首相「息子と電話で話した」

2021年02月04日 15時51分54秒 | 第204通常国会令和3年2021年
[画像]答弁する秋本芳徳情報流通行政局長、きょう2021年2月4日の衆議院予算委員会インターネット審議中継からスクリーンショット。

 週刊文春報道を受けて、立憲民主党の黒岩宇洋さんが衆議院予算委員会で取り上げました。

 2020年12月10日、六本木の小料理屋で、菅正剛・元総務大臣秘書官から接待を受けたのではないかと聞かれた、秋本局長は「利害関係者はいないと思ったが、東北新社の社員で、子会社の社長がいたことが分かったので、事後返金した」としました。なお、「社長」と答弁しましたが「囲碁・将棋チャンネルの取締役」のようです。秋本局長は「私は国家公務員倫理審査会の調査を受ける身なので、利害関係者かどうかは個別の判断にゆだねる」としまし
た。


[画像]週刊文春が、秋本局長が、菅正剛さん(右)から受け取ったタクシーチケットを眺めていると報じた写真、週刊文春2月11日号。



 男性が菅首相の長男かどうか問われ、首相は「それは分かりません、正直言ってそうかどうかは分かりません」としながら、昨日から今日にかけて電話で話したかと問われ「電話で話しました。そこは調査が入ったら、協力するように言った」としました。首相は「東北新社の社長というのは秋田出身で私と同じ社長です、亡くなりましたが」とし「それは、私の長男も家族がいるので別人格です」と感情的になりました。また「親族とはいえ一民間人であり、本来、このようなことでお答えするべきではない」としました。ところが、政治家の世襲反対の持論は今後も持ち続けるとしました。

 黒岩さんは今後も、各議員が追及していくと宣言して質問を終えました。

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