田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

田舎おじさん函館遠征記 Ⅲ

2008-08-24 22:04:05 | 札幌ウォーク & Other Walk

 時速6キロで歩くという速さは、私にとっては半端な速さではありませんでした。 

 今日はある方への弔いの意味も込めて、全力で歩いてみようとスタートしました。

 天候は小雨混じりの強風が吹くコンディションでした。
 初心者の私は雨具の用意をしていませんでした。
 ホテルで300円の傘を買い、駅の売店で450円のカッパを購入して雨に備えましたが、結局傘もカッパも使わずじまいでした。

 午前8時30分、20キロコースのスタートです。
 幸い早くスタートできたこともあり、先頭集団に付いて歩を進めました。
 凄いスピード(私にとっては)で進みます。それは今にも走り出しそうな急ぎ足という感じです。私は必死に食らいつき先頭集団を追いました。
 しかし、それも5キロ付近くらいまで、先頭集団は私の視界から消えました。

 それでも私は懸命に歩き続けました。
 昨日のように写真を撮っている暇などありません。周りの人のスピードに合わせるべくひたすら歩を前に進めます。背中は汗でびっしょりです。
 10キロに近くなった長い上り坂、徐々に後続に抜かれはじめました。

 15キロを過ぎたあたりです。
 とうとう堪えきれず立ち止まって水筒の水を飲み、飴を口に含むために立ち止まってしまいました。その間、20人以上の人たちが私を置いていきました。
 
 ゴール近く、私の中にはもうエネルギーが残っていませんでした。
 歩む足取りもすっかり重くなり、元気な足取りの人たちが次々と私をパスしていきます。
 以前取り組んでいたランニング大会のゴールのような苦しい思いをしながらゴールしました。
 時に、12時02分。所要時間3時間32分です。
 時速6キロで歩きとおした場合はゴール時間が11時50分ですから、私はそれに12分足りなかったことになります。
 時速6キロという世界が私にとっては大変な世界だということを身をもって知らされました。

 でもウォーキングの世界はなかなか魅力的な世界だと感じています。
 もしこれから参加する場合は、速さを意識せずにもっと楽しむことを優先するウォーキングを指向したいと今思っています。

(余話)
 午後8時過ぎに帰宅しましたが、写真をアップするまでの余力はありません。明日以降に改めて写真をアップしたいと思います。