田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 59 麺「eiji」

2008-12-09 22:19:31 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 札幌麺紀行四連発の最後(まだまだ続くのですが)は麺「eiji」です。

 麺「eiji」はラーメンだけではなく、店の全てのコンセプトにこだわりをもったニューウェーブのラーメン店とみました。

 麺「eiji(えいじ)」は、地下鉄「平岸」駅から少し歩いた表通りに面してありました。
        

 ラーメン店が2店続けて行列店だったのですが、今度は店外に待っている人の姿は見えずホッとして店内に入ったところ、椅子に座れずに立っていた方がずらーっと並んでいました。(10人くらいが立っていたでしょうか)
 店は若いご夫婦(?)二人で切り盛りしている小さな店で、ウナギの寝床のように細長い店内にカウンターが横たわっている店です。

 待つこと20分、カウンターに座った私はこの店の一番人気の「濃厚魚介豚骨醤油」(750円)を注文しました。
 出てきたラーメンは一見したところ特に変わりはありません。しかし!スープを一口含んだとき、魚介の風味が効いた豚骨スープの旨さが口の中に広がります。濃厚なスープはとろみさえ感じさせるのですが、後味はスッキリです。
 トッピングの一つに寒天状のものが入っていたのですが、ガイドブックによると魚ダシのジュレだとか、こうしたこだわりは初めてでした。
        

 麺はストレートの太麺でしたが、これがまたスープにはよく合うのです。
 化学調味料を一切使わないという丁寧なスープづくりが多くのファンを掴んでいるようです。

 また、先にニューウェーブの店と記しましたが、店のさまざまなところにこだわりを見て取りました。ガイドブックでも「艶めくカウンターが延びる。ラーメン店らしからぬインテリア」とありましたが、ウォーターピッチャー、胡椒ミル、七味入れ、など小物に至るまで他の店では見られないこだわりを感じさせます。箸も割り箸ではなく、リユースできる箸を用意していました。

 若いオシャレな夫婦(?)が単なるオシャレだけではなく、実力で勝負するラーメン店でした。

麺「eiji」 データー
札幌市豊平区平岸3条9丁目9-18(地図)
電話   011-813-7233
営業時間 11:00~15:00 17:00~22:00
定休日  水曜日
駐車場  無
座席   8席(カウンター)
入店日  ‘08/11/24