田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市民ホールオープン

2008-12-17 20:27:50 | 札幌(圏)探訪
 またまた真栄中学校合唱部の「手紙」を聴き、おじさんは年甲斐もなくうるうるきたのでした…。

 札幌市民会館ホールの代替施設の「札幌市民ホール」が12月13日オープンしました。

 旧札幌市民会館が施設の老朽化と耐震強度不足から2007年3月末に閉鎖されましたが、その跡地に代替施設として建設されていた「札幌市民ホール」がこのほど完成し、オープンしたのです。
        
        ※ オープンした「札幌市民ホール」の外観です。

 私は新施設にも興味がありましたが、オープン記念として市内小中学生が合唱や吹奏楽を演奏すると聞いてオープン初日に出かけてみることにしました。
 市民ホールは札幌地下街からエレベーターで上がった直ぐのところにあり、アクセスはとても便利です。
 建物自体は大小いくつかの会議室はあるものの、会館のようにいろいろな機能を備えてはおらず、ほぼホールに特化した建物です。(特徴らしきものは、同じ建物内にコンビニと喫茶室があることくらい)

 ホールは新しい施設らしく木の香りもかぐわしい1,500席の椅子が1~3階までずらーっと並んでいます。
 2階、3階への昇降はエレベーターも付いていますが、階段が主になるようです。
 トイレも覗いてみましたが、こちらも新しく気持ちよく使用できそうですが、便器のウオシュレット化はならなかったようです。
        
    ※ ホールの1階の客席部分です。(その上に2階、3階と客席があります)

        

        

        
        ※ トイレ、階段、会議室を紹介しましたが、いずれも
          華美を廃して実用一点張りの印象を受けました。
 
 さて、オープン記念としてステージに上がった学校は、合唱で南白石小学校、真栄中学校、吹奏楽で白楊小学校、厚別北中学校の4校です。(別な意味で平岸南小学校も演奏しました)
 私は先に用件も抱えていたので合唱のみを鑑賞しました。
 両校ともに全国大会に出場しているとあって、素晴らしい歌声を披露してくれました。
        
        ※ 南白石小学校の合唱団です。

 特に過日のブログでも紹介した(過日のブログはこちら)真栄中学校合唱部の歌声を再び聴くことができたのは幸運でした。
        
                

 アンジェラ・アキ作詞・作曲の「手紙」を披露してくれましたが、この歌は何度聴いても涙腺を緩ませてくれます。
 詩が、メロディーが、中学生の情感をみごとにすくい取っています。その曲を全国レベルの真栄中学校の合唱部が歌うのですから堪りません。

 涙腺のすっかり緩くなったおじさんはうるうるしながら新装なった札幌市民ホールを後にしたのでした。
(アンジェラ・アキが歌う「手紙」はこちらから聴けます