田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 60 ハラガヘッタラ「永坊」

2008-12-22 18:05:22 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 冬に入り私の個人的なプロジェクト「札幌ウォーク」は一時休止状態ですが、もう一つの「札幌麺紀行」は順調に店数を稼いでいます。ストックもだいぶん貯まりました。そこで今日からしばらく麺紀行特集とまいります。

 【札幌麺紀行】とは、イエローページKKが2007年12月に発行した『一日一麺 札幌極旨麺図鑑』に写真付きで掲載されたラーメン店40、そば店22、うどん店12、その他の麺店20の計93店全てを食べ歩いてレポートしようと私自身が企てたものである。しかし、飲食業界の栄枯盛衰は激しく、現在分かっているだけですでに5店が廃業に追い込まれている。したがって実際に私が目標とするのは88店である。

 奇をてらわない、ごく普通のというより、ちょっと昔風のラーメンを提供している「永坊」でした。

 ハラカヘッタラ「永坊」は、たくさんの店が並ぶ裏参道通りと西24丁目通りが交差する近くに店を構えていました。
 店はL字型にカウンターがある小さな店内で、二人の男性が厨房を切り盛りしています。      

 私は店のオープン時はこれ一本でスタートしたという「正油ラーメン」(650円)を注文しました。
 この店は意図的に古さを演出しているのでしょうか?(私は判断が出来ませんでしたが)
 それは丼を小さなトレーに載せて出されたこと。
 丼の模様が昔懐かしい渦巻き模様が入ったラーメン丼を使用していたこと。
 トッピングに麩を載せていたこと。
 胡椒や七味、お酢は市販の小瓶でそのまま出されていたこと。などなど・・・。
 おしゃれな街円山とは対極にあるような感じでした。
        

 肝心のスープ味ですが、これももちろん奇をてらわないしっかりした味を出しているスープという感じです。
 麺は中細のストレート麺で、スープになかなか合っていました。
 しかし、どちらかというと普通っぽくて、パンチには欠けているように思えたのですが、それがこの店のコンセプトなのかもしれません。

 それにしても店名に「ハラガヘッタラ」と冠を付けたところは面白いというか、ユニークですね。そう思わせるところも一つのねらいかな?

ハラガヘッタラ「永坊(えいぼう)」 データー
札幌市中央区南2条西24丁目-1(西向き)裏参道24 1F(地図)
電話    011-611-2002
営業時間  11:00~21:00
定休日   木曜日
駐車場   無
座席    8席(カウンター)
入店日   ‘08/11/29

(言い訳)
 少し時間が経ちすぎたせいでしょうか。整理したはずの「永坊」の店の外観を写した写真データをどうやら消去してしまったようです。
 寂しい「札幌麺紀行」となってしまいました。(涙)