田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

クロスロードファイナルライブ

2008-12-12 20:13:37 | ステージ & エンターテイメント
 今どきのミュージシャンといわれる人たちはプロとアマチュアの境目がはっきりしないほど、アマチュアが力を付けてきていることをうかがわせてくれるライブでした!

 カタカナばかり並んでしまったタイトル名ですが、クロスロードライブとは「さっぽろアートステージ2008」の一環として地下鉄南北線大通駅コンコースの通路が文字どおりクロスするところをステージとしたライブです。

 クロスロードライブそのものは11/2~16までの土・日に30組のアマチュアの(セミプロもいたのかな?)ミュージシャンがライブを繰り広げました。(私はその間、札幌ウォークなどに忙しく一度も聞く機会がありませんでした)
 その30組の中から優秀と認められた3組が11月29日にファイナルライブとして再びステージ立ったのです。

 そのファイナルライブのステージに立った3組とは、出演順に
 ◆小林 純平(ピアノ弾き語り)
 ◆natus(J-ポップ)
 ◆Brown Sugar(ソウル・ジャズ・ポップス)
の3組でした。
        
        ※ 応援資金の10万円を手にした3組のシンガーたち

 それぞれが40分間のステージを務め、5~6曲の歌声をクロスロードいっぱいに響かせました。私は立ったまま彼らの歌を聴き続けましたが、Brown Sugarのステージ途中で持病の腰痛に耐えられずリタイヤしました。

 それでは私なりの彼らへの短評を
 小林純平くんは26歳の若者ですが、とてもピュアな感性の持ち主とみえ、自らの周辺の出来事を素直に表現した曲を披露してくれました。声もなかなか魅力的でしたが、高音がちょっと苦しかったかな。
        
        ※ ピアノの弾き語りで歌う小林純平さんです。

 Natsuさんは25歳の女性で、ジャンルをJ-ポップと表記していますが、小林くんと同じピアノの弾き語りです。彼女の魅力は何といっても伸びのある高音の響きです。身長150㎝ちょっと(?)の小柄の身体から実にパワフルな歌声を響かせていました。
 Natsuさんは昨日紹介した「さっぽろスクール音楽祭」のゲストとして、あのキタラのステージで素晴らしい歌声を響かせたシンガーです。
        
        ※ Natsuさんもピアノを自ら弾いて歌うシンガーです。

 Brown Sugarは2曲だけ聴いたのですが、場慣れしているというか、大人の唄といった雰囲気のソウルフルな歌声を聴かせてくれました。
        
        ※ グループでソウルやジャズを演奏するグループです。 

 さすがに選ばれた3組です。彼らの素晴らしい歌声はコンコースを往く多くの人を立ち止まらせ、周りは聴衆でいっぱいでした。

 彼ら3組を含め、クロスロードライブに出演した人たちはふだんライブハウスなどで活動しているようです。
 今回の3組の人たちなどはライブハウスでも聴いてみたいとも思うのですが、私のような田舎おやじがのこのことライブハウスに現れるのは場違いな感じもするしねぇ・・・。