田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

二つのゴスペルコンサート

2008-12-18 16:57:47 | ステージ & エンターテイメント
 12月はクリスマスシーズンということでしょうか?ゴスペルコンサートを二度も聴く機会がありました。 

 一度目は12月6日の「ちえりあロビーコンサート」でゴスペルクワイアOVICの歌声を聴きました。
 ゴスペルクワイアとは【聖歌隊】という意味のようですが、その名のとおり30数名の男女が合唱というか群唱(などという言葉があるのかな?)で聴かせてくれました。
 彼らは独自にコンサートを開催するほどの実力を有するチームです。引き込まれるような歌い方で聴いている者を魅了しました。
        

 そして彼らはチームのユニホームであるTシャツを着ていましたが、シャツの色がさまざまなのが印象的でした。そのシャツの色のように、それぞれが自由に身体を動かしながらゴスペルを楽しんでいるように見えました。
        

 途中に「さっぽろ市民カレッジ」の受講生も加わり、計6曲を披露してくれました。
        

 最近はゴスペルソングという言葉が一般的になってきて、ゴスペルソングを愛好するグループが各地にたくさん誕生しているようです。
 そもそもゴスペルとは何か?ということでWikipediaで調べてみると、次のように説明されていました。「ゴスペル(Gospel music)は、アメリカ発祥の音楽の一ジャンル。元来はキリスト教プロテスタント系の宗教音楽。ゴスペルは英語で福音および福音書の意」
 本来は宗教音楽だったものが、ブラックミュージック(黒人音楽)独特のソウルフルなメロディーとリズム、さらには集団で歌うことの心地よさに若者が飛びついたということでしょうか。

二度目に聴く機会をもてたのは12月13日に「厚別区民コンサート」でNATSUKI With ブライトサッポロヴォーカルスクールのコンサートです。
 NATSUKIさんは過日の「さっぽろスクール音楽祭」でパワー溢れる歌声をキタラのステージに響かせた方です。彼女は自ら歌手として活動するかたわら、文化教室等の歌唱教室の講師を務めるいわばプロの歌い手です。
        

 コンサートはNATSUKIさんを中心にして、それにヴォーカルスクールの方たちの歌声を絡ませるという形で行われました。
        

 アンコールを入れて全12曲+αを堪能させてもらいました。
 +αとは唯一の日本の曲「蘇州夜曲」を聴かせてくれましたが、やはりNATSUKIさんにはゴスペルの曲が似合うようです。
        
 
 二つのコンサートとも楽しませていただきましたが、ゴスペルの出自が出自なものですから、聴いている私の中でどうしてもぬぐい去れない疑問があったのも事実です。歌っているみなさんが歌詞の内容をどれくらい理解して歌っているのだろうか、と・・・。

 まあ、そんなクレームなどつけずに、歌う側も、聴く側も楽しければいいんですよね・・・。