田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

沖縄の離島から還って Ⅷ

2009-03-08 17:20:54 | 道外の旅

なぜ南の島なのか?

 北の人は南を目ざし、南の人は北に憧れる。どうも人間は異境に興味があるようですね。

 刺激的だった沖縄離島の旅は、いくら書いても話題が尽きないくらいです。日本最西端、最南端に立ったこと、南十字星を目撃したこと、などなど…。しかし「いつまでも沖縄でもあるまい」とも思います。
 ここらで一区切りをつけて、ホームグラウンドである札幌へ戻らねばなりません。そこで今回の投稿を「沖縄の離島から還って」シリーズの最終回としたいと思います。
        

 私が今回の旅先をなぜ「沖縄の離島」にしたかついては、「沖縄の離島を目ざして」シリーズの中で触れましたが、そこで①温かいところへ行きたい。②未体験地域へ行きたい。③違う文化を自らの目で確かめたい。④ゆったりした時間の流れに身を置きたい。という4つの理由をあげました。
 まとめると、寒い北海道を離れ温かくて、非日常性を感じられるところということになるでしょう。
        

 期待は裏切られず、私は十分に温かさを、非日常性を堪能することができたと思っています。
 旅をしながら私が「北海道から来た」と明かすと、「北海道からの人はけっこう多いですよ」という答えが返ってくることが多かったように思います。
 そして沖縄の人からは「北海道に行ったことがありますよ」という人にもけっこう会いました。
        

 どうも北海道と沖縄では惹き合うものがあるようです。
 それは互いに寒さを避ける、暑さを避けるという意味と、互いの地域が離れているだけに異境性を感じるからなのだと思います。
 
 地元の人と会話をしていて、「沖縄を訪れる九州の人って案外少ないんですよねぇ」という言葉が、人が異境性を求めるということを裏付けているような気もしました。

 次回がいつになるかは分かりませんが、次もまた私は南を目ざすことになるのでしょう。
 これにて「沖縄の離島から還って」シリーズを完結といたします。


(余話)
 球春到来!
 今日、札幌ドームでコンサドーレの開幕戦、対ベガルタ仙台戦が行われました。
 もちろん観戦しました。
 試合は黒星発進と残念な結果となりましたが、今後に希望を抱かせる内容でした。今年は楽しませてくれるものと期待したいと思います。
 観戦記は明日アップすることにします。