田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

スージー オン ステージ

2009-03-13 21:27:34 | ステージ & エンターテイメント
 年輪を重ねてきた彼女の歌は優しく…
 激動を中を生き抜いてきた彼女の歌は激しく…
 そして、全てを知り尽くした彼女の歌は時に切なく…
 全身で、魂の底から歌う彼女の歌は私の奥底にズシンと響く…

 スージーこと黒岩静江さんの歌声を再び聴くことができました!
 話は少し古くなりますが、沖縄の離島から帰ってきた翌日(3月1日)、厚別区民センター(厚別区厚別中央1条5丁目 地図)で行われた「黒岩静江ジャズコンサート」に足を運びました。
        

 もう一昨年になりますが、今回と同じように旭山通地区センターで開催された彼女のコンサートを聴き、すっかり魅了されてしまいました。(その時のレポートはこちら)その後、彼女が経営するライブハウス「DAY BY DAY」に2度ほど足を運び「彼女の声を再び!」と思いましたが、彼女の歌を聴くことは叶いませんでした。(彼女は外部コンサートが多くなっていたのです)

 厚別でコンサートがあると知り、厚別在住の知人にお願いしてチケットを入手してもらい、一年半ぶりに黒岩静枝の歌を堪能することができたのです。
 彼女の歌は色あせるどころか、ますます深みを増して、彼女が「人生は60から」というようにパワフルに10数曲を一気に歌い上げました。
        
 今回もまた、黒岩静枝が歌う曲を懸命にメモしました。アンコールを含めて2~3曲メモできなかった曲もありましたが、以下のような曲を披露してくれました。

 ◇「ヒァ・カム・ザ・サン(Here Comes The Sun)」
 ◇「テネシー・ワルツ(Tennessee Waltz)」
 ◇「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート
           (On The Sunnyside Of The Street)」
 ◇「白い思い出」(日本の曲)
 ◇「花はどこへ行った(Where Have All The Flowers Gone)」
 ◇「ピープル(People)」
 ◇「アイ・ビリーブ・イン・ミュージック(I Believe In Music)」
 ◇「手紙 ~拝啓十五の君へ~」(アンジェラ・アキ作詞・作曲)
 ◇「人生の扉」(竹内まりあ作詞・作曲)
 ◇「イマジン(Imagine)」

 「手紙 ~拝啓十五の君へ~」という曲を彼女も感動してラインナップに加えてくれたことに、私自身もとても感動しました。彼女は今やジャズシンガーという域を超え、あらゆるジャンルの歌をソウルフルに歌うシンガーの道を歩み始めたようです。
        
        ※ 「手紙~拝啓十五の君へ~」を熱唱するスージーと
         彼女の教え子たちです。        

 彼女の声を私は「重低音の響き」と称しましたが、某紙は「重厚でハスキーな声」と表現していました。どちらも的を得た表現のように思います。
 これからも機会あるごとに重厚でハスキーな重低音の響きを楽しみたいと思っています。
        
       ※ コンサートを終え、観客に挨拶をする伴奏の佐々木慶一
        トリオと黒岩静江さんです。