ドリームビーチウォークを終え、場所を移動し石狩湾新港の横、工場や倉庫群が広がる海岸線を歩いた。場所としてはドリームビーチと新川を挟んで対置している海岸なのだが趣はずいぶん違っていた…。
※ マップ上の赤線の部分が私の歩いたコースです。
私は石狩湾新港の直ぐ西側からウォークを開始すべく「東洋水産」の大きな工場の横手の角のところに車を停めた。
そこはてっきり石狩市域だと思っていたが、どうやら小樽市域のようだった。帰宅して地図で確認すると、そもそも両市の境界線は石狩湾新港の真ん中にあるようなのだ。
それで一つの謎が解けた。歩いた地域が銭函4丁目・5丁目と記されていたのがどうも不思議だったのだ。(銭函という集落は小樽市に属している)
※ 夏期間はこの先も車を通してくれるのかも知れないが…。
冬期間のため海岸まで車で行くことはできず、防風林の手前に車を置いてウォークを開始した。時計を見ると2時45分を回っており、往復9Km強の砂浜ウォークで5時までにウォークを終えることができるかどうかぎりぎりのところだった。
※ 防風林の間から薄っすらと石狩湾(日本海)が見えてきました。。
500mくらい雪の道を歩くと広い海岸線に出た。
そこはちょうど石狩湾新港の西端のところで、石のブロックが積み重なっていた。
砂浜の第一印象は「広くて、きれい」という印象だった。砂浜が広~く広がり、海も遠浅のようである。こちらの方が海水浴には絶好と思ったりもしたのだが…。
しかしそこは公には海水浴は認められていないのだろう。だからといっては皮肉だが、それらしいゴミをほとんど目にすることがなかったからだ。
※ 右側に見えるのが石狩湾新港の最も外側の石積みのようです。
※ 広い広い砂浜が広がっていました。
※ ドームビーチのような石ころも見えません。
そんなあまり人が立ち入らないと思われる海岸に気になる看板が立っていた。
見ると「救命胴衣を着用しましょう」、「酒飲操縦はやめましょう」とあった。船に乗る人向けの忠告看板である。しかし、見るからに遠浅の海岸でプレジャーボートや漁船などは近寄ることもできないように思うのだが…。
よく費用対効果ということが話題になるが、この看板などは典型的な費用対効果が期待できない代物ではないだろうか?
※ う~ん。この看板を誰が見るんだろう?
あまり人が立ち入らないからだろうか?車が海岸線を走った跡が鮮明に残っていた。その跡はほんの数時間前といった感じだった。
広い砂浜が徐々に狭まってきた。遠くに見えていた海岸段丘がだんだん海岸線に迫ってきた。
※ 写真のような鮮明なタイヤ跡が残っていました。
※ ウォークを進むにつれて左側の海岸段丘が迫ってきました。
誰もいない海岸線を淡々と進む中、砂浜に転がっていた落し物を使い、こんな悪戯もしてみた。先はまだまだ遠い…。(後編に続く)
※ 砂浜に落ちていたサルのぬいぐるみを木の枝に乗っけて…。