私のブログ「ウォーク in ドリームビーチ(大浜海岸)」を目にした友人H氏が「なぜ砂浜を歩くのか?」と私に問うた。私は思わず「いい質問です!」と答えた。なぜこの季節に砂浜を歩いたのか、自分自身の心の内を考察してみたい。
※ 人っ子一人いない海岸線に私の足跡だけが続いている…。
実は、その問いに対する答えの半分は「ウォーク in ドリームビーチ(大浜海岸) 前編」のところで記しているのだが、改めて思い起こしてみる。
まずその理由の第一はブログネタの発掘だった。
ニュージーランドの旅に全精力を傾けた余波だろうが、脱力してしまって外出する機会がめっきりと減ってしまい、ブログネタにも事欠くようになっていたことがある。
第二には、それに伴う運動不足の解消をねらった。
夏に比べると、どうしても外出がおっくうになっているところがあった。それは自身の肥満傾向に拍車をかけることにもなる。少しはそのことに抵抗したい思いもあった。
第三の理由であるが、単なる運動不足であれば自宅近くをウォーキングするとか、フットネスに出向いてその解消を図ることができる。しかし、私はそうした運動不足解消法には今のところどうしても賛同しかねるのだ。単一目的のために身体を動かすという行為はどうも私には合わないと思っている。
何かに取り組んだ結果が運動不足の解消に繋がるというのがベストだと思うのだ。
そして第四の理由なのだが、冬の運動として私はこの数年スノーシューに取り組んできた。しかし、単独でスノーシューを楽しめるところは限られている。間違っても一人で山などには近づけない。
昨春、石狩川河口の周辺をスノーシューで歩いた。不案内の地であったが、海岸線だと道に迷う心配もなく歩くことができ、地形の変化を楽しむことができた。
そうだ!海岸線は冬でも迷うことがない!
それも私が初めての海岸線であれば、それはブログネタにもなり得る。
そのことがある意味での情報提供にもなってくるのではと…。
そんな思いから大浜海岸、銭函海岸を目ざしたのだった。
人っ子一人いない冬の海岸線…。それはそれで十分な趣のあるウォーキングだった。