田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

アギーレジャパンの船出を観戦して

2014-09-10 20:02:27 | スポーツ & スポーツ観戦
 惨敗のブラジルWCから二か月、新生アギーレジャパンが札幌、そして横浜で船出した。結果は1敗1分けと、けっして満足できる戦績ではなかった。さて、この船出の二試合をどう見るか?ネット上では姦しい議論が沸き起こっているが、私も私なりに振り返ってみたい。 

          
          ※ 札幌ドームでの対ウルグァイ戦の先発メンバーです。

 もう私のブログは「スポーツ専門ブログ」としてしまいましょうか?今日で3日連続スポーツ関連の話題を投稿することになる。まあ、それだけ私がスポーツに関心があることの証しなのですが…。

 さて、アギーレジャパンは9月5日、札幌でウルグァイ代表と対戦して0対2の敗戦。続いて昨日9月9日、横浜でヴネズエラ代表と対戦して2対2で引き分けた。

 詳細な試合評は他に譲るとして、2試合で4失点はいただけない。
 その失点を振り返ってみると、対ウルグァイ戦の2失点は、前半にDF坂井達弥のクリアミスを相手に奪われ、後半にはやはりDFの酒井宏樹のヘディングのクリアが小さかったところを相手に拾われて失点と、2失点とも自らのミスが失点に結びついた。

 対ヴネズエラ戦の2失点はさらにいただけない。
 試合が動いた後半、新星後藤がファインシュートを決め歓喜に沸いたのも束の間、DF水本が遣らずもがなのPKを相手に献上してしまった。
 同点の67分、これも新星柴崎が岡崎からの素晴らしいクロスをしっかりと決めて試合を優位に進めたが、ここでまたまたGK川島がなんでもないミドルシュートをファンブルしてしまい再度同点とされてしまった。

 アギーレ監督は確か日本のサッカーを「ずる賢さに欠けるサッカー」と評して、「ずる賢さを身に付け、勝つサッカーを目ざす」と言っていたと記憶する。
 その彼からすると、今回の2試合での4失点は激怒したいほど嫌う失点パターンではないだろうか?試合後のコメントではそのあたりは大人の対応をしていたが、彼は決して許していないはずだ。

 アギーレ監督はザッケローニに比べて、より守備に重点を置いたチームづくりを目ざすと聞いている。今回のようなつまらない失点を見せられるようなことの無いアギーレジャパンが近い将来誕生することを願っている。