テレビのスポーツ中継において、結果が分かっている中継放送を見るくらい鼻白む思いをするものはない。それも勝利の試合を見届けるならまだしも、敗戦の試合を録画中継で見るのは…。それでも私は今日の午後、NHKが放映した全米オーブンテニスの決勝戦を観戦した。健闘した錦織選手のプレー、そしてコメントに拍手を送りたい。
昨日のブログで「なんとかネット放送などで実況中継を見たい」と記し、今朝早起きをしてあれこれと試してみたが、所詮私程度のIT技術の理解度では叶うはずもなかった。
したかなく、ネットでのテキスト速報やNHKテレビの画面横に表示されるスコアを確認しながらヤキモキするだけだった。
試合はご承知のように大方の予想とは違い、相手チリッチ選手が終始リードするという一方的な展開となり、スコア3対0で錦織選手の敗退という残念な結果に終わった。
その結果を知りながら、午後1時からのNHKの録画放送を観戦した。
テニスに関してはど素人の私である。
何がそうさせたのかは分からないが、全体の印象から錦織選手の動きが重いよう感じられた。
試合後のコメントで錦織選手は「試合に入って行けなかった」というようなことを言ったという。それはこれまでの激戦の中で体調がいま一つ万全ではなかったのではないか、と私は思ったのだが…。
ともあれ、テニスの四大大会(グランドスラム)において初の決勝進出を果たしたのだから、今回の活躍は歴史的な快挙と言われる所以である。
決勝戦は残念ながら錦織選手の素晴らしいテニスが陰を潜めた感はあったが、彼の今回の快進撃は少しも色褪せることがない。何せ会場の観衆のほとんどを味方に付けたくらい今大会において魅力的なテニスを展開したのだから…。
そして、大会表彰式における錦織選手のコメントが素晴らしい。彼の人間性が色濃く表れた素晴らしいコメントである。彼の謙虚さ、周囲を気遣う優しさ、そんな彼はきっと近いうちにグランドスラムの頂点に立てることと信じたい。
「全力を尽くしましたが、自分のテニスが出来ませんでした。そして、マリン(チリッチ)に祝福を述べたいと思います。初優勝おめでとうございます。厳しい敗戦となりましたが、初めて決勝進む事が出来て、自分のチームに感謝します。ここ2週間、本当に頑張ってくれました。こうなってしまって残念です。トロフィーは今日獲得出来なくて申し訳なかったのですが、次があると思います。楽しい2週間でした。スポンサー各社に感謝いたします。このトーナメントを素晴らしいものにしていただき、また来年も来たいと思います。ありがとうございました。」
昨日のブログで「なんとかネット放送などで実況中継を見たい」と記し、今朝早起きをしてあれこれと試してみたが、所詮私程度のIT技術の理解度では叶うはずもなかった。
したかなく、ネットでのテキスト速報やNHKテレビの画面横に表示されるスコアを確認しながらヤキモキするだけだった。
試合はご承知のように大方の予想とは違い、相手チリッチ選手が終始リードするという一方的な展開となり、スコア3対0で錦織選手の敗退という残念な結果に終わった。
その結果を知りながら、午後1時からのNHKの録画放送を観戦した。
テニスに関してはど素人の私である。
何がそうさせたのかは分からないが、全体の印象から錦織選手の動きが重いよう感じられた。
試合後のコメントで錦織選手は「試合に入って行けなかった」というようなことを言ったという。それはこれまでの激戦の中で体調がいま一つ万全ではなかったのではないか、と私は思ったのだが…。
ともあれ、テニスの四大大会(グランドスラム)において初の決勝進出を果たしたのだから、今回の活躍は歴史的な快挙と言われる所以である。
決勝戦は残念ながら錦織選手の素晴らしいテニスが陰を潜めた感はあったが、彼の今回の快進撃は少しも色褪せることがない。何せ会場の観衆のほとんどを味方に付けたくらい今大会において魅力的なテニスを展開したのだから…。
そして、大会表彰式における錦織選手のコメントが素晴らしい。彼の人間性が色濃く表れた素晴らしいコメントである。彼の謙虚さ、周囲を気遣う優しさ、そんな彼はきっと近いうちにグランドスラムの頂点に立てることと信じたい。
「全力を尽くしましたが、自分のテニスが出来ませんでした。そして、マリン(チリッチ)に祝福を述べたいと思います。初優勝おめでとうございます。厳しい敗戦となりましたが、初めて決勝進む事が出来て、自分のチームに感謝します。ここ2週間、本当に頑張ってくれました。こうなってしまって残念です。トロフィーは今日獲得出来なくて申し訳なかったのですが、次があると思います。楽しい2週間でした。スポンサー各社に感謝いたします。このトーナメントを素晴らしいものにしていただき、また来年も来たいと思います。ありがとうございました。」