田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

若手が躍進する日本ハムファイターズ

2014-09-15 23:39:30 | スポーツ & スポーツ観戦
 当面の敵となる(クライマックスシリーズで対戦が予想される)オリックスとの3連戦を2勝1敗と勝ち越せたのは大谷、上沢という若手投手の活躍だった。私が観戦した第2戦も若手の浦野投手が健闘したのだが…。 

          
          ※ 若手が躍進するファイターズにあって兄貴分的存在の陽岱鋼選手の試合前のアップの様子です。

 私が久しぶりに観戦した昨日の対オリックス戦(2対7で敗戦)だけを見ると、何ともやりきれない苦い思いだけが残る。しかし、ここは一喜一憂するのではなく、今シーズンのファイターズの戦いぶりを振り返りながら、昨日の試合も振り返ってみたい。

 一緒に観戦したH氏が言う。「今年の栗山采配は、ピッチャーも野手も顔見世興行のオンパレード、打順も日替わりメニュー、良い様な悪い様な?」
 私も正直に言って、あまりにも出場選手が毎日変わったり、打順が固定していなかったりすることに栗山監督への不信感が芽生えていた。
 しかし、良く考えてみると、止むに止まれぬチームの実態からいろいろな選手の可能性を探りながら戦い続けなければならないファイターズ特有のチーム事情があるのだろうと少しは理解した。H氏もこう付け加えている。「若手の育成中という処でしょうか?」と…。

 そうした栗山監督の指揮によって、いつの間にか西川、中島、近藤という若手がレギュラーに定着しつつあったり、投手陣では大谷、上沢、浦野、中村という若手の投手が先発陣に名を連ねるようになったと言えるかもしれない。

 そうした中で、最近売り出し中の若手・近藤選手が昨日の試合、6回裏の無死満塁の逆転の絶好機に三振を喫してしまったのはいただけない。昨日の試合ではこのシーンが試合の行方を決定づけるほどの重要なシーンだった。しかし、そのことは近藤選手自身が一番知っているはずであり、彼の今後の成長の糧となるはずだ。
 好投していた浦野投手が2発の本塁打を喫して敗戦投手となってしまったのは残念だったが、十分に先発投手の役目は果たしていたと思う。

          
          ※ 試合前に女子日本代表の2選手が始球式を行い、その後に稲葉、大谷両選手から花束を受け取りました。

 さて、観戦した全体感想を記すと…。
 一つは多くの友人と一緒に観戦したというのは、私にとって初めてのケースだった。
 スポーツ観戦のほとんどは一人で観戦することが多い私だが、今回のように多くの友人と試合展開をあれこれ語りながら観戦するというのはかなり楽しい観戦方法だと改めて認識した。特にプロ野球の関心度、理解度が近い人たちと語り合いながらの観戦はとても楽しいものである。

 そしてもう一つ、ドームでのスポーツ観戦ということについて…。
 ドームでの観戦は野球にしても、サッカーにしても、寒暖や雨風の影響を受けることなく、快適な環境の中で観戦できるのは大きなメリットである。
 しかし、屋外での観戦に比べると、どうしても生身のスポーツ選手が目の前で戦っているというリアル感に欠けるのを感じてしまうのである。それは自席からの距離が遠いこともあるが、屋根に覆われていることで体育館の中で野球やサッカーを観戦している思いになってしまうのだ。
 これは私たちの世代のように「野球やサッカーは屋外でするもの」と刷り込まれている世代の人間にとってはある種の宿命なのかもしれないが…。

          
          ※ 華やかにショーアップされた試合運行もプロスポーツの特徴の一つです。

 などと思いながら観戦した昨日の日ハム VS オリックス戦だったが、今度は「くつろげマス席(たたみ&ちゃぶ台)」とか、「テーブル付きボックス席」などでお酒と肴を用意して、友人たちとゆっくり寛ぎながら、そして語り合いながら観戦するというのも楽しい観戦方法かもしれない。
 若手が躍進するファイターズに未来を夢見ながら…。

 なお、昨日記した私の勘違いについて、あるいは興味を持たれた方もいたかもしれないが、あまりにもバカバカしい私のボーンヘッドによる勘違いだったので公表を差し控えることにしました。