田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 3 ちょっと澄ました宮の森地区

2014-09-27 23:39:57 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 この日は少し頑張って2万歩近く(距離にして約12キロ)歩いたのだが、先日のような興味深い光景にはなかなか出会わなかった。歩いた地区が宮の森地区だったからだろうか?ちょっと取り澄ました感じの宮の森地区はなかなか隙を見せてくれなかった?
 

 9月25日(木)、この日は特に予定もなく、少し長い距離の距離を歩いて膝の調子をみてみることにした。
 先日同様、自転車を駆って地下鉄「二十四軒駅」まで向かい、そこから辺りを縦横に歩くことにした。
 地下鉄駅から南方向に歩き、北5条手稲通(旧国道5号線)を跨いだところ、そこは中央区の「宮の森地区」だった。

 宮の森地区に入って直ぐだった。
 大きな看板が見えたのだが、そこには「つりとり屋」と書かれてあった。「つりとり?」何のことかなと思いながらも看板を見続けた。すると、横に小さな字で「カイロプラクテック」と書いてあった。カイロプラクテックというと整体などのことを指す言葉だ。ん~?すると、「つりとり」ではなく「コリとり」ということか?
 どうやら「コリとり屋」(宮の森3条1丁目)が正解らしい。カタカナとひらがなを混合するという新たな手に田舎オヤジはまんまと引っかかったのでした。

         
         ※ 説明を受けてから写真を見ると、「コリとり屋」と見えてしまいますかねぇ?

 宮の森の住宅街をあちこちと小路を中心に巡り歩いた。しかし、瀟洒な住宅が立ち並ぶ界隈はまったく隙を見せてくれない。私が待望するような光景はほとんど見ることができなかった。
 そうした中で、気になる光景があった。
 住宅街の中を「琴似川」が流れている。流量も少ない小さな流れだった。
 その川沿いにはたくさんの花が植えられていた。川沿いを良く見ると、細く花が植えられるスペースができていた。(
 ところが…。植えられている花がまったく不統一なのだ。それは私から見るとまったく美しくは見えず、かえって猥雑にさえ感じられる光景だった。
 おそらく近隣の住民が思い思いに花を植えた結果なのだろうと想像された。

          
          ※ このような光景が川沿いにずっと続いていました。

 何とかできないのだろうか。コミュニティで語らって花の種類を統一することなど出来ないのだろうか?
 私は考える。こうしたことは田舎では町内会なり、誰かがリードしてきっと統一した街景観を創り出すのではないだろうか?こうしたことが都会の住宅地ではなかなか難しいのかもしれない。残念なことだが…。

          
          ※ 中にはこうしてガーデンフェンスまで備えているところもありましたが…。

 その後、私は二十四軒地区、八軒地区と巡ったのだが、これという光景には出会えることがなかった。ときにはこういうこともある、ということをこの取り組みを始めた早々に教えられた思いだ。
 八軒地区を歩いているときだった。どの住宅も周りをきれいに整備している中で、家の前、周囲にたくさんの古い自転車や、電気製品、鉢などが乱雑に置かれている住宅を目にした。周りの住宅から浮いている感じだったが、周囲の方との関係が気になった光景だった。(この光景はプライバシーの問題もあるので、写真の掲載はパスします)

 12キロも歩いたのになぁ…、という思いが残るが、これに懲りずに札幌の街を巡り歩こうと思う。健康づくり、体力維持も兼ねながら…。

 膝に不安はあるが、今年中に完成させたいと思っていた「そらちフットパスウォーク」の最後の地、芦別市と赤平市のコースを完成させるため明日早朝に出かけようと思っている。両市の距離の合計は約18キロ。体力的に不安はないが、膝の方が悲鳴を上げないことを願っている。
 帰りには、縁のできた上砂川町の石炭画家・早川季良氏とも再会することにしている。