空知支庁10市14町では空知総合振興局の勧め(?)で各市町それぞれ1コースずつのフットパスコースを設定し、それをまとめたルートガイドを発刊した。いずれもが各市町の見どころを満載したルートとなっている。私はこの24のコースを時間をかけて、ゆっくりと完歩したいと思い立った。
わくわく見どころがいっぱいの芦別ルート
膝の故障以来の久々のフットパスウォークだったが楽しく歩くことができた。暑くもなく、寒くもなった気温が幸いしたようにも思う。空知川と芦別川に囲まれたルートは、橋を巡るウォークでもあった。
上芦別ルートのスタート&ゴール地点となっている道の駅「スタープラザ芦別」に着いたのは8時15分だった。この日の天気予報は「曇り後雨」で、雷雨の恐れもあり、というもので、空もどんよりと曇っていた。しかし、気温は暑くもなく、寒くもなく、ウォークするには適していた。

用意を整え、さっそくウォークを開始した。
最初に空知川に架かる近代的な吊り橋「星の降る里大橋」を渡る。空知川の意外な流量の豊かさにちょっと驚かされた。

※ この日の不安定な天候を象徴するような暗い空が印象的な一枚です。
橋を渡ったところが芦別市のランドマーク的存在だった「北の京 芦別」の五重の塔、その後には白く巨大な大観音が聳えていた。
調べてみると、いろいろと紆余曲折の上、2013年8月をもって施設は閉鎖されたようである。周囲は工事中のようにも見えたので、あるいはいつの日か再開というニュースが流れるのかもしれない。


コースは芦別市内が一望できる丘に上にできた「旭ヶ丘公園」に導かれる。その途中、芦別川の支流・辺渓川に架かる「見返橋」から紅葉が始まった渓谷美を一枚カメラに収めた。

旭ヶ丘公園は急な坂を上ったところにあった。一帯は小動物園という様相を呈し、さまざまな小動物が飼育されていて、家族連れには絶好の行楽ポイントではないかと思われた。
中でも呼び物は「サル山」ではと思われる。私が着いたときは9時を回ったところだったが、まだ人は見当たらず、飼育担当者が動物の世話をしているところだった。
「サル山」もまだ入ることはできなかったのだが、係の方にお願いして写真だけ撮らせてもらった。係の方の話によると、平成8年に円山動物園よりサルを譲り受けてサル山をオープンしたとのこと。現在51頭のサルが飼育されているということだった。

旭ヶ丘公園の坂を下り、空知川に架かる人だけが通ることのできる吊り橋(橋の名前を探したが分からず)を渡ったが、空知川の雄大さに思わずパチリと一枚撮った。


その後、国道38号線を市街地から離れるように進むと、この日3ヵ所目になる「新芦別大橋」を渡る。
橋を渡ると直ぐに左手に「なまこ山総合運動公園」に導かれる。
公園に入るとレンガ色のタータントラックが敷かれた陸上競技場が目に飛び込んできた。フィールドでは少年たちがサッカーの練習をしていた。

さらに公園内を行くと、総合体育館があったが、この体育館は全日本女子バレーボールチームがよく合宿を行う体育館として知られている。
お世辞にも交通の便が良いとはいえない芦別市が合宿地に選ばれた理由は何なのだろうか?受け入れ体制が素晴らしいということか?あるいは田舎ゆえに競技に集中できるからという理由だろうか?

さらに奥へ進むと野球場があった。球場では硬式の少年野球の試合が行われていた。
傍の父母らしい方に伺うと、少年たちは中学生年代ということでボーイズリーグの試合中ということだった。旭川 vs 石狩 の試合が行われていた。
野球となると観戦したい気持ちも湧いたが、後々のことを考えると先に進まねばならなかった。

運動公園を後にし、国道38号線を跨いで田舎道に入った。
ここまで来て気付いたことだが、朝早いこともあったのか一人の人にも会っていないことに気付いた。日曜日ということもあって、ゆっくり休んでいる人が多いのかもしれない。
そんなことを考えながら田舎道を歩いていると、なんと道端に大きなスイカが転がっているではないか!
出荷の途中にトラックの荷台から転げ落ちたのだろうか?それにしては全く割れてもいないし…。う~ん、ちょっとミステリアスな大きなスイカだった。

(芦別市後編は明日レポートします)
わくわく見どころがいっぱいの芦別ルート

膝の故障以来の久々のフットパスウォークだったが楽しく歩くことができた。暑くもなく、寒くもなった気温が幸いしたようにも思う。空知川と芦別川に囲まれたルートは、橋を巡るウォークでもあった。
上芦別ルートのスタート&ゴール地点となっている道の駅「スタープラザ芦別」に着いたのは8時15分だった。この日の天気予報は「曇り後雨」で、雷雨の恐れもあり、というもので、空もどんよりと曇っていた。しかし、気温は暑くもなく、寒くもなく、ウォークするには適していた。

用意を整え、さっそくウォークを開始した。
最初に空知川に架かる近代的な吊り橋「星の降る里大橋」を渡る。空知川の意外な流量の豊かさにちょっと驚かされた。

※ この日の不安定な天候を象徴するような暗い空が印象的な一枚です。
橋を渡ったところが芦別市のランドマーク的存在だった「北の京 芦別」の五重の塔、その後には白く巨大な大観音が聳えていた。
調べてみると、いろいろと紆余曲折の上、2013年8月をもって施設は閉鎖されたようである。周囲は工事中のようにも見えたので、あるいはいつの日か再開というニュースが流れるのかもしれない。


コースは芦別市内が一望できる丘に上にできた「旭ヶ丘公園」に導かれる。その途中、芦別川の支流・辺渓川に架かる「見返橋」から紅葉が始まった渓谷美を一枚カメラに収めた。

旭ヶ丘公園は急な坂を上ったところにあった。一帯は小動物園という様相を呈し、さまざまな小動物が飼育されていて、家族連れには絶好の行楽ポイントではないかと思われた。
中でも呼び物は「サル山」ではと思われる。私が着いたときは9時を回ったところだったが、まだ人は見当たらず、飼育担当者が動物の世話をしているところだった。
「サル山」もまだ入ることはできなかったのだが、係の方にお願いして写真だけ撮らせてもらった。係の方の話によると、平成8年に円山動物園よりサルを譲り受けてサル山をオープンしたとのこと。現在51頭のサルが飼育されているということだった。

旭ヶ丘公園の坂を下り、空知川に架かる人だけが通ることのできる吊り橋(橋の名前を探したが分からず)を渡ったが、空知川の雄大さに思わずパチリと一枚撮った。


その後、国道38号線を市街地から離れるように進むと、この日3ヵ所目になる「新芦別大橋」を渡る。
橋を渡ると直ぐに左手に「なまこ山総合運動公園」に導かれる。
公園に入るとレンガ色のタータントラックが敷かれた陸上競技場が目に飛び込んできた。フィールドでは少年たちがサッカーの練習をしていた。

さらに公園内を行くと、総合体育館があったが、この体育館は全日本女子バレーボールチームがよく合宿を行う体育館として知られている。
お世辞にも交通の便が良いとはいえない芦別市が合宿地に選ばれた理由は何なのだろうか?受け入れ体制が素晴らしいということか?あるいは田舎ゆえに競技に集中できるからという理由だろうか?

さらに奥へ進むと野球場があった。球場では硬式の少年野球の試合が行われていた。
傍の父母らしい方に伺うと、少年たちは中学生年代ということでボーイズリーグの試合中ということだった。旭川 vs 石狩 の試合が行われていた。
野球となると観戦したい気持ちも湧いたが、後々のことを考えると先に進まねばならなかった。

運動公園を後にし、国道38号線を跨いで田舎道に入った。
ここまで来て気付いたことだが、朝早いこともあったのか一人の人にも会っていないことに気付いた。日曜日ということもあって、ゆっくり休んでいる人が多いのかもしれない。
そんなことを考えながら田舎道を歩いていると、なんと道端に大きなスイカが転がっているではないか!
出荷の途中にトラックの荷台から転げ落ちたのだろうか?それにしては全く割れてもいないし…。う~ん、ちょっとミステリアスな大きなスイカだった。

(芦別市後編は明日レポートします)