シーズンの最後を飾る伊藤杯ナイタージャンプは、私たち観衆にとってというよりは、選手たちにとって特別な大会らしい。以前から一度は観戦したいと思っていた大会を昨夜ようやく観戦することができた。
昨日(21日)、コンサドーレの戦いを観戦した後、一度家に帰って軽食を摂り、直ぐまた大倉山で行われた「第16回伊藤杯 シーズンファイナル 大倉山ナイタージャンプ大会」の観戦に赴いた。私にもまだ体力はあるということかな?
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※ 会場全体を俯瞰する図です。やや暗い印象も与えますが、人の眼には十分です。
会場に着くと、トライアルジャンプ(試技)が始まっていた。カクテル光線で照らされた空中に選手が飛び出してくるのはなかなか幻想的で、昼間では味わえない光景である。ただ、写真を撮ろうとすると光が弱いためと腕が未熟な(カメラを熟知していない)ために、飛んでいる選手をクリアに捉えることができなかった。
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※ 中腹に設けられた観覧席からプレーキングトラックを見たところです。
大会は女子選手こそ高梨沙羅選手、伊藤有希選手と世界を転戦している有望選手の出場があったものの、男子選手は葛西選手や伊東大貴選手はいまだ世界を転戦中ということでやや盛り上がりに欠いた大会という印象もあった。
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※ なんとか飛躍中の選手をとらえた図です。
そんな中、男子では今年で引退するという文字どおりファイナルジャンプで、雪印メグミルク所属の畑山周作選手が見事に有終の美を飾り優勝を遂げた。
女子は、今シーズン何かを掴んだように見える伊藤有希選手が高梨選手を押さえ栄冠に輝いた。昨年は高梨選手の独り舞台だった女子ジャンプ界にとって、伊藤選手の台頭は今後高梨選手と互いに競り合いを続けていくことでレベルの向上が見込まれることから歓迎すべき伊藤選手の台頭と言えるのかもしれない。
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※ この日最も迫力ある図を撮れた写真です。
さて、そんな大会だったのだが、何が特別な大会かというと、例年この大会を最後にジャンプ選手を卒業(引退)する選手がいることが例年新聞紙上で話題になっていた。
今年は、高柳太郎選手(高翔会)、畑山周作選手(雪印メグミルク)、高梨寛大選手(明治大学)、高橋大斗選手(土屋ホーム)、吉岡和也選手(土屋ホーム)の5選手が引退すると会場内で報じられていた。
それぞれ引退の事情は様々だとは思われるが、高梨選手を除いてはジャンプ人生をやりきったという思いが強いのではないだろうか?対して高梨選手は沙羅選手のお兄さんだが、ジャンプを続けていく環境が整わなかったということだろうか?
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※ 下川町出身の選手を応援する下川町の人たちです。
今大会では、それぞれの選手が今シーズンを振り返り、あるいは引退していく選手に対して一言メッセージをしたためたものを場内アナウンスが飛び出す前に紹介するという粋な計らいがあった。選手それぞれが引退する選手に対して労いの言葉を綴っていたところにほのぼのとしたものを感じた。
さらには、競技を終えた後、引退する選手はさらにもう一本、本当のファイナルジャンプを飛んだのだ。
条件が良かったこともあり、選手たちはスタート位置を上げて、それぞれが130m台の大ジャンプを披露して観衆を沸かせた。
引退する選手が飛び終えて、ブレーキングトラックに降りてくると、出場全選手が取り囲み、引退を労う胴上げが始まった。この光景が今や伊藤杯ナイタージャンプの恒例の光景になっていると聞く。
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※ 写真のように引退する5人の選手が次々と胴上げされました。
競技ではライバル同士だった選手たちが、競技を終えたとき互いをたたえ合い、去りゆく人たちを労うという、とても良い光景を見た思いである。
そうした光景を見ることができたことから、「伊藤杯ナイタージャンプは選手たちにとって特別な大会である」と私は思ったのだった…。
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※ 報道陣の求めに応じて、兄の引退を労い腕を組んで写真に収まる高梨兄妹です。
昨日(21日)、コンサドーレの戦いを観戦した後、一度家に帰って軽食を摂り、直ぐまた大倉山で行われた「第16回伊藤杯 シーズンファイナル 大倉山ナイタージャンプ大会」の観戦に赴いた。私にもまだ体力はあるということかな?
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※ 会場全体を俯瞰する図です。やや暗い印象も与えますが、人の眼には十分です。
会場に着くと、トライアルジャンプ(試技)が始まっていた。カクテル光線で照らされた空中に選手が飛び出してくるのはなかなか幻想的で、昼間では味わえない光景である。ただ、写真を撮ろうとすると光が弱いためと腕が未熟な(カメラを熟知していない)ために、飛んでいる選手をクリアに捉えることができなかった。
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※ 中腹に設けられた観覧席からプレーキングトラックを見たところです。
大会は女子選手こそ高梨沙羅選手、伊藤有希選手と世界を転戦している有望選手の出場があったものの、男子選手は葛西選手や伊東大貴選手はいまだ世界を転戦中ということでやや盛り上がりに欠いた大会という印象もあった。
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※ なんとか飛躍中の選手をとらえた図です。
そんな中、男子では今年で引退するという文字どおりファイナルジャンプで、雪印メグミルク所属の畑山周作選手が見事に有終の美を飾り優勝を遂げた。
女子は、今シーズン何かを掴んだように見える伊藤有希選手が高梨選手を押さえ栄冠に輝いた。昨年は高梨選手の独り舞台だった女子ジャンプ界にとって、伊藤選手の台頭は今後高梨選手と互いに競り合いを続けていくことでレベルの向上が見込まれることから歓迎すべき伊藤選手の台頭と言えるのかもしれない。
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※ この日最も迫力ある図を撮れた写真です。
さて、そんな大会だったのだが、何が特別な大会かというと、例年この大会を最後にジャンプ選手を卒業(引退)する選手がいることが例年新聞紙上で話題になっていた。
今年は、高柳太郎選手(高翔会)、畑山周作選手(雪印メグミルク)、高梨寛大選手(明治大学)、高橋大斗選手(土屋ホーム)、吉岡和也選手(土屋ホーム)の5選手が引退すると会場内で報じられていた。
それぞれ引退の事情は様々だとは思われるが、高梨選手を除いてはジャンプ人生をやりきったという思いが強いのではないだろうか?対して高梨選手は沙羅選手のお兄さんだが、ジャンプを続けていく環境が整わなかったということだろうか?
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※ 下川町出身の選手を応援する下川町の人たちです。
今大会では、それぞれの選手が今シーズンを振り返り、あるいは引退していく選手に対して一言メッセージをしたためたものを場内アナウンスが飛び出す前に紹介するという粋な計らいがあった。選手それぞれが引退する選手に対して労いの言葉を綴っていたところにほのぼのとしたものを感じた。
さらには、競技を終えた後、引退する選手はさらにもう一本、本当のファイナルジャンプを飛んだのだ。
条件が良かったこともあり、選手たちはスタート位置を上げて、それぞれが130m台の大ジャンプを披露して観衆を沸かせた。
引退する選手が飛び終えて、ブレーキングトラックに降りてくると、出場全選手が取り囲み、引退を労う胴上げが始まった。この光景が今や伊藤杯ナイタージャンプの恒例の光景になっていると聞く。
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※ 写真のように引退する5人の選手が次々と胴上げされました。
競技ではライバル同士だった選手たちが、競技を終えたとき互いをたたえ合い、去りゆく人たちを労うという、とても良い光景を見た思いである。
そうした光景を見ることができたことから、「伊藤杯ナイタージャンプは選手たちにとって特別な大会である」と私は思ったのだった…。
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※ 報道陣の求めに応じて、兄の引退を労い腕を組んで写真に収まる高梨兄妹です。