世の中には凄い人、楽しい人がいるものだ。70代を迎えてもバリバリと活動している人。障害のある子を男手ひとつで育てている人。マイガーデンを地域に開放している人。人生には笑いが必要と、その道を究める人。…、さまざまな達人の話を聴いた。
※ 「もう一肌脱ごう、人生の二幕目」と題して講演する上野正志氏です。
八重山諸島の旅から帰り、旅を振り返っている間もさまざまなイベントや講演会に出かけていた。報告できなかったものが9件も数えている。全ての報告は無理かもしれないが、私自身の記録のためにボチボチと報告していくことにする。
2月21日(土)午後、札幌住宅管理公社が主催する(なぜこのような公社が主催したのかという謎は最後まで解けなかったが…)「超高齢社会の住まいと暮らし方」というフォーラムが北海道建設会館(この会場もテーマとはミスマッチの感じがするが…)で行われ参加してきた。
フォーラムは一人の基調講演と、三人の方の体験発表からなっていた。
基調講演は「もう一肌脱ごう、人生の二幕目」と題して、さまざまな肩書をもつ(後から触れる)上野正志氏が務められた。
上野氏はすでに70代半ばという感じの方だが、北海道テレビ放送常勤監査役を最後にリタイアされ、現在は「相田みつを美術館北海道友の会代表」、「健康生きがいづくりアドバイザー北海道顧問」などの肩書を持つ他、「民放クラブ」、「シネマ倶楽部」、「観光ボランティアガイド」、「男性料理クラブ・豊丁の会」、「食生活改善推進委員」、「札幌後見支援の会」、「札幌親子面会交流の会」、「中学・高校・大学のクラス会幹事役」と多彩な顔をもち、エネルギッシュに活躍されている方である。
生き方がエネルギッシュであるのと同様、話し方もエネルギッシュだった。
氏の話は放送界出身者らしく、自らの考えというよりは、他の方々が唱えている高齢者のより良い生き方について紹介するものが多かった。
氏は言う。人生の一幕目は時間のほとんどを家族と会社のために消費した。今、人生の二幕目を迎えて、今度は自分と社会のために使いませんか、という提言だった。
氏は多くことについて紹介してくれたが、高齢者の生き方には「教育と教養」が必要だと力説した。
「教育と教養」は人として誰もが必要なことなのだが、氏が言うには「キョウイクとキョウヨウ」だという。その心は「今日、行くところがある」、「今日、用事がある」ことが大切だという。言葉を替えて言うと「高齢者よ、家に籠らず、積極的に戸外へ出で、人と交わりなさい」ということと受け止めた。
それより何より、上野氏のエネルギッシュな生き方に感銘を受け、大いなる刺激をいただいた気持だった。
※ 体験発表をした三人の方々です。
三人の体験発表もそれぞれが参考になったが、その中でも「人生は二幕目が面白い!」と題した松田順治氏の“笑い”こそ楽しく生きる秘訣だとして、会場を笑いの渦に巻き込んだ発表は秀逸だった。
私にとって人を笑わせることは最も苦手な分野の一つである。親父ギャグの一つでも飛ばせられるといいのだが、それすらできない。
“笑い”が人と人との間を繋ぐ潤滑油として重要なことは理解しているのだが…。センスのない私はせめて他の人から暗い人と見られないように明るく生きることを心がけようか…。
※ 「人生は二幕目が面白い!」と題して会場を笑いの渦に巻き込んだ松田順治氏です。
※ 「もう一肌脱ごう、人生の二幕目」と題して講演する上野正志氏です。
八重山諸島の旅から帰り、旅を振り返っている間もさまざまなイベントや講演会に出かけていた。報告できなかったものが9件も数えている。全ての報告は無理かもしれないが、私自身の記録のためにボチボチと報告していくことにする。
2月21日(土)午後、札幌住宅管理公社が主催する(なぜこのような公社が主催したのかという謎は最後まで解けなかったが…)「超高齢社会の住まいと暮らし方」というフォーラムが北海道建設会館(この会場もテーマとはミスマッチの感じがするが…)で行われ参加してきた。
フォーラムは一人の基調講演と、三人の方の体験発表からなっていた。
基調講演は「もう一肌脱ごう、人生の二幕目」と題して、さまざまな肩書をもつ(後から触れる)上野正志氏が務められた。
上野氏はすでに70代半ばという感じの方だが、北海道テレビ放送常勤監査役を最後にリタイアされ、現在は「相田みつを美術館北海道友の会代表」、「健康生きがいづくりアドバイザー北海道顧問」などの肩書を持つ他、「民放クラブ」、「シネマ倶楽部」、「観光ボランティアガイド」、「男性料理クラブ・豊丁の会」、「食生活改善推進委員」、「札幌後見支援の会」、「札幌親子面会交流の会」、「中学・高校・大学のクラス会幹事役」と多彩な顔をもち、エネルギッシュに活躍されている方である。
生き方がエネルギッシュであるのと同様、話し方もエネルギッシュだった。
氏の話は放送界出身者らしく、自らの考えというよりは、他の方々が唱えている高齢者のより良い生き方について紹介するものが多かった。
氏は言う。人生の一幕目は時間のほとんどを家族と会社のために消費した。今、人生の二幕目を迎えて、今度は自分と社会のために使いませんか、という提言だった。
氏は多くことについて紹介してくれたが、高齢者の生き方には「教育と教養」が必要だと力説した。
「教育と教養」は人として誰もが必要なことなのだが、氏が言うには「キョウイクとキョウヨウ」だという。その心は「今日、行くところがある」、「今日、用事がある」ことが大切だという。言葉を替えて言うと「高齢者よ、家に籠らず、積極的に戸外へ出で、人と交わりなさい」ということと受け止めた。
それより何より、上野氏のエネルギッシュな生き方に感銘を受け、大いなる刺激をいただいた気持だった。
※ 体験発表をした三人の方々です。
三人の体験発表もそれぞれが参考になったが、その中でも「人生は二幕目が面白い!」と題した松田順治氏の“笑い”こそ楽しく生きる秘訣だとして、会場を笑いの渦に巻き込んだ発表は秀逸だった。
私にとって人を笑わせることは最も苦手な分野の一つである。親父ギャグの一つでも飛ばせられるといいのだが、それすらできない。
“笑い”が人と人との間を繋ぐ潤滑油として重要なことは理解しているのだが…。センスのない私はせめて他の人から暗い人と見られないように明るく生きることを心がけようか…。
※ 「人生は二幕目が面白い!」と題して会場を笑いの渦に巻き込んだ松田順治氏です。