冬季アジア大会のショートトラックの最終日を観戦した。残念ながら日本勢は振るわず韓国勢の圧勝だった。初めてライブで観戦したショートトラックだったが、ライブならではの発見がいくつもあった見応えのある初観戦だった。

レポしたい事柄がいくつもあるのだが、スポーツの観戦結果は新鮮なほど価値があると思われるので、順番を替えて本日の模様をレポートすることにした。
もともと冬季アジア大会にはそれほど関心はなかった。というのも、札幌ではこれまでワールドクラスの大会を何度も観戦してきたので、レベルがかなり下がると思われるアジアの冬季スポーツ大会には興味が持てなかったというのが正直な気持ちだった。(ショートトラックはアジア勢が世界のトップクラスかな?)
それでも大会が始まると報道も俄かに増えてきて、多少は関心を持ち始めていた。
そうした中、スケジュール的に今日22日と明日23日が空いていることに気付いた。それならば、せっかく札幌で開催されているのだから、一つや二つ見てみようと思い立ったのだ。
そうして選んだ競技が「ショートトラック」と「バイアスロン」だった。
その理由は、これまで観戦経験のない競技であり、今後もそれほど観戦する機会がないのでは、と思われたからだ。

※ 選手たちはコーナーぎりぎりを手を付きながら回っていきます。選手の脇の下にコーナーブロックが見えます。
ということで、本日(22日)午後から真駒内屋内競技場で行われたショートトラックの第三日目(最終日)を観戦した。
この日の種目は、男女1000mの予選、決勝と、女子リレー3000m、男子リレー5000mの決勝の4種目だった。
結果を先に言うと、金メダルは、1000mは男女ともに韓国、女子リレーも韓国、男子リレーだけが中国が制するという結果になった。男子リレーにしても最後まで中国とのつばぜり合いだった。
日本勢はというと、女子1000mで銅メダル、男子リレーで銅メダルという結果だった。
韓国の際立つ強さは、例えば男子1000mで1~3位まで独占するという強さだった。

※ 会場内には選手たちの体の体を冷やさないためにトレーニングバイクもありました。
さて、ライブならではの発見であるが、先ずは、
①入場時のチェック体制の厳しさである。飛行機の搭乗と同様のチェック体制が取られていた。屋内で行われる国際大会ということでの厳戒態勢だったのだろうと思われた。

※ 真駒内屋内競技場前のセキュリティチェックのテントです。

※ セキュリティーチェックの様子です。
②は底冷えする寒さである。以前アイスホッケーの観戦で懲りていたので、スノーシュートレッキングのときより上下ともに一枚多く着込んで行ったのだが、それでも観戦中はずっと寒さを感じていた。

※ 私と同じような観戦動機の方が多かったのでしょうか?予想以上に観客が入っていました。
③は競技に関わってであるが、ショートトラックは一周111.12mのコースで競われるのだが、1レース毎にコーナーのブロックが移動されることを知った。つまり氷がスケートによって削られるコーナーを1レース毎に移動していることを知った。さらには、新たにブロックが設置されると、選手が滑ると思われるコースにバケツ(これが面白いが)で水を撒いていたのは何故なのだろうか?

※ 1レースが終わるたびに、写真のようにブロックを移動してコーナーの位置を変えていました。

※ コーナーブロックの設置が終わると、写真のようにバケツに入った水を撒いていました。

※ 種目と種目のインターバルにはご覧のような製氷機が活躍していました。
④は些末なことではあるが、予選から準決勝までは出走選手の紹介はしてもヘルメットをかぶったままなのに対して、決勝戦だけは出走選手はヘルメットを脱いで紹介に応えるという規定(?)もあるようだ。

※ 国際大会らしくさまざまな国の応援団が。写真は健闘したベトナム選手に大声援を送る人たちです。

※ こちらはタイからの応援の方のようです。横の人はカザフスタン人です。
初観戦しての感想であるが「意外に面白い!」というのが率直な感想である。その理由は単純に目の前で競争が展開されるからである。スビートスケートと違い、タイムではなくあくまで順位が大切というところが見ていても面白い。日本選手が上位争いをするシーンでは思わず力が入った。

男子1000mの準決勝でショートトラックならではの闘いを見た。レース後半、韓国の選手が1位、中国選手が2位、韓国選手3位という順でクライマックスを迎えていた。1位を走る韓国選手は2位の中国選手が前に出るのを抑えている間に3位だった韓国選手が二人を抜いて1位でゴールに入った。続いて2位には、それまで1位だった韓国選手が入り、韓国のワンツーフィニッシュとなって、1・2位ともに決勝進出となった。韓国のチームワークの勝利である。

※ 日本のホープと目された吉永一貴選手です。残念ながら準決勝で敗退しました。

※ 各国選手のユニフォームは、国旗をモチーフにしたもの多かったようです。右は日本選手、左は中国選手です。
リレーは見慣れない者が見ると、よく分からないほど雑然とした感じの中で行われる。何せ出場4チーム、16選手が絶えずリンクを回りながら選手交代をするのである。それはもう目まぐるしいばかりである。よく衝突などの事故が起こらないもの、と素人は思ってしまうのだが、男女ともにそうしたこともなく順当に競技を終えた。
今後、ショートトラックの競技を生観戦する機会などないかもしれないが、テレビ観戦する場合でも今までとは少し違った思いで観戦できるかもしれない。

※ リレーのスタート直後の様子です。

※ リレーで選手が交代するところです。バトンなどはありません。
さあ、明日はバイアスロンである。今度は屋外での観戦だ。寒さ対策を考えねば…。

レポしたい事柄がいくつもあるのだが、スポーツの観戦結果は新鮮なほど価値があると思われるので、順番を替えて本日の模様をレポートすることにした。
もともと冬季アジア大会にはそれほど関心はなかった。というのも、札幌ではこれまでワールドクラスの大会を何度も観戦してきたので、レベルがかなり下がると思われるアジアの冬季スポーツ大会には興味が持てなかったというのが正直な気持ちだった。(ショートトラックはアジア勢が世界のトップクラスかな?)
それでも大会が始まると報道も俄かに増えてきて、多少は関心を持ち始めていた。
そうした中、スケジュール的に今日22日と明日23日が空いていることに気付いた。それならば、せっかく札幌で開催されているのだから、一つや二つ見てみようと思い立ったのだ。
そうして選んだ競技が「ショートトラック」と「バイアスロン」だった。
その理由は、これまで観戦経験のない競技であり、今後もそれほど観戦する機会がないのでは、と思われたからだ。

※ 選手たちはコーナーぎりぎりを手を付きながら回っていきます。選手の脇の下にコーナーブロックが見えます。
ということで、本日(22日)午後から真駒内屋内競技場で行われたショートトラックの第三日目(最終日)を観戦した。
この日の種目は、男女1000mの予選、決勝と、女子リレー3000m、男子リレー5000mの決勝の4種目だった。
結果を先に言うと、金メダルは、1000mは男女ともに韓国、女子リレーも韓国、男子リレーだけが中国が制するという結果になった。男子リレーにしても最後まで中国とのつばぜり合いだった。
日本勢はというと、女子1000mで銅メダル、男子リレーで銅メダルという結果だった。
韓国の際立つ強さは、例えば男子1000mで1~3位まで独占するという強さだった。

※ 会場内には選手たちの体の体を冷やさないためにトレーニングバイクもありました。
さて、ライブならではの発見であるが、先ずは、
①入場時のチェック体制の厳しさである。飛行機の搭乗と同様のチェック体制が取られていた。屋内で行われる国際大会ということでの厳戒態勢だったのだろうと思われた。

※ 真駒内屋内競技場前のセキュリティチェックのテントです。

※ セキュリティーチェックの様子です。
②は底冷えする寒さである。以前アイスホッケーの観戦で懲りていたので、スノーシュートレッキングのときより上下ともに一枚多く着込んで行ったのだが、それでも観戦中はずっと寒さを感じていた。

※ 私と同じような観戦動機の方が多かったのでしょうか?予想以上に観客が入っていました。
③は競技に関わってであるが、ショートトラックは一周111.12mのコースで競われるのだが、1レース毎にコーナーのブロックが移動されることを知った。つまり氷がスケートによって削られるコーナーを1レース毎に移動していることを知った。さらには、新たにブロックが設置されると、選手が滑ると思われるコースにバケツ(これが面白いが)で水を撒いていたのは何故なのだろうか?

※ 1レースが終わるたびに、写真のようにブロックを移動してコーナーの位置を変えていました。

※ コーナーブロックの設置が終わると、写真のようにバケツに入った水を撒いていました。

※ 種目と種目のインターバルにはご覧のような製氷機が活躍していました。
④は些末なことではあるが、予選から準決勝までは出走選手の紹介はしてもヘルメットをかぶったままなのに対して、決勝戦だけは出走選手はヘルメットを脱いで紹介に応えるという規定(?)もあるようだ。

※ 国際大会らしくさまざまな国の応援団が。写真は健闘したベトナム選手に大声援を送る人たちです。

※ こちらはタイからの応援の方のようです。横の人はカザフスタン人です。
初観戦しての感想であるが「意外に面白い!」というのが率直な感想である。その理由は単純に目の前で競争が展開されるからである。スビートスケートと違い、タイムではなくあくまで順位が大切というところが見ていても面白い。日本選手が上位争いをするシーンでは思わず力が入った。

男子1000mの準決勝でショートトラックならではの闘いを見た。レース後半、韓国の選手が1位、中国選手が2位、韓国選手3位という順でクライマックスを迎えていた。1位を走る韓国選手は2位の中国選手が前に出るのを抑えている間に3位だった韓国選手が二人を抜いて1位でゴールに入った。続いて2位には、それまで1位だった韓国選手が入り、韓国のワンツーフィニッシュとなって、1・2位ともに決勝進出となった。韓国のチームワークの勝利である。

※ 日本のホープと目された吉永一貴選手です。残念ながら準決勝で敗退しました。

※ 各国選手のユニフォームは、国旗をモチーフにしたもの多かったようです。右は日本選手、左は中国選手です。
リレーは見慣れない者が見ると、よく分からないほど雑然とした感じの中で行われる。何せ出場4チーム、16選手が絶えずリンクを回りながら選手交代をするのである。それはもう目まぐるしいばかりである。よく衝突などの事故が起こらないもの、と素人は思ってしまうのだが、男女ともにそうしたこともなく順当に競技を終えた。
今後、ショートトラックの競技を生観戦する機会などないかもしれないが、テレビ観戦する場合でも今までとは少し違った思いで観戦できるかもしれない。

※ リレーのスタート直後の様子です。

※ リレーで選手が交代するところです。バトンなどはありません。
さあ、明日はバイアスロンである。今度は屋外での観戦だ。寒さ対策を考えねば…。