田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

100人歌声サロン

2017-02-04 17:08:51 | その他

 歌うのが嫌いではない。というよりも私は歌うのが好きなんだ!ということを再認識させられた「100人歌声サロン」だった。懐かしい唄を中心にお腹の底から思い切り声を出して歌った20曲。私は満ち足りた思いで会場を後にしたのだった…。 

 少し古い話になるが、1月14日(土)、BSジャパンで「あの年この歌スペシャル 今でも聴きたい!60~70年代フォーク&ニューミュージック ベスト30」という番組が放映された。(番組は ‘16/7/9放送の再放送だったようだが)
 その番組を録画し、妻も寝入った深夜に、私はその当時の思い出に浸りながら番組を楽しんだ。

 その時のベスト30を長くなるが、全て紹介してみることにする。
 ◇第 1位  なごり雪/イルカ (1975)
 ◇第 2位  時代/中島みゆき (1975)
 ◇第 3位  神田川/かぐや姫 (1973)
 ◇第 4位  バラが咲いた/マイク真木 (1966)
 ◇第 5位  翼をください/赤い鳥 (1971)
               

 ◇第 6位  贈る言葉/海援隊 (1979)
 ◇第 7位  木綿のハンカチーフ (1975)
 ◇第 8位  酒と泪と男と女/河島英五 (1976)
 ◇第 9位  異邦人/久保田早紀 (1979)
 ◇第10位  22才の別れ/風 (1975)
 ◇第11位  帰ってきたヨッパライ/ザ・フォーク・クルセーダース (1967)
 ◇第12位  学生街の喫茶店/GARO (1972)
 ◇第13位  いとしのエリー/サザンオールスターズ (1979)
 ◇第14位  この広い野原いっぱい/森山良子 (1967)
 ◇第15位  青春時代/森田公一とトップギャラン (1976)
 ◇第16位  卒業写真/ハイ・ファイ・セット (1975)
 ◇第17位  若者たち/ザ・ブロードサイド・フォー (1966)
                  

 ◇第18位  「いちご白書」をもう一度/バンバン (1975)
 ◇第19位  ガンダーラ/ゴダイゴ (1978)
 ◇第20位  旅の宿/吉田拓郎 (1972)
 ◇第21位  あの素晴らしい愛をもう一度/加藤和彦と北山修 (1971)
 ◇第22位  五番街のマリーへ/ペドロ&カブリシャス (1973)
 ◇第23位  あの日にかえりたい/荒井由美 (1975)
 ◇第24位  心の旅/チューリップ (1973)
 ◇第25位  大都会/クリスタルキング (1979)
 ◇第26位  白いブランコ/ビリー・バンバン (1969)
 ◇第27位  青葉城恋歌/さとう宗幸 (1978)
 ◇第28位  さよなら/オフコース (1979)
               

 ◇第29位  悲しくてやりきれない/ザ・フォーク・クルセーダース (1968)
 ◇第30位  関白宣言/さだまさし (1979)

 これらの歌を聴きながら、当時の自分を懐かしみ「あ~あ、これらの歌を思いっきり歌ってみたいなぁ…」という思いを抱いたのだった。

 そんな折、新聞に「懐かしい唄を歌う100人歌声サロンを開催するので参加しませんか?」という告知が載った。自宅からはかなり遠い「苗穂・本町地区センター」での開催ということだったが、興味が勝って参加を決めた。

 1月29日(日)午後、地下鉄、バスを乗り継いで、会場の苗穂・本町地区センターに向かった。

               
               ※ 会場の「苗穂・本町地区センター」の外観です。

 会場へ行って初めて分かったのだが、苗穂・本町地区センターではアコーディオン奏者の石澤佳子さんの指導のもとに毎週「歌声サロン」が開催されていて、今回はその特別バージョンとして広く市民に呼び掛けての開催だということだった。
 参加費は指導料、歌集代、飲み物、茶菓子代を含めて800円だった。

 参加者はねらい通りの数には達しなかったようだが、高齢者を中心に60名前後が集まっていた。男女比は2対1くらいで、やはり女性が多かった。(この年代の女性は何ごとにも積極的?)

               
               ※ 定例会の会場とは違い、この日はセンターの体育室が会場になっていました。

 開会の時間となり、アコーディオン奏者の石澤佳子さんと、伴奏のギター奏者がミニステージに登場した。石澤さんの作成した歌集に従い、直ぐに歌唱が始まった。みなさん歌い慣れているとみえ、最初からアコーディオンの伴奏に合わせて大きな声で歌い出した。私も負けずに続いた。

               
               ※ 歌をリードし、伴奏してくれた石澤佳子さんとギターの伴奏者です。

 この日歌った歌は、いずれもが良く知られた曲で、私もすべてを歌うことができた。その20曲とは、①あざみの歌、②月の砂漠、③浜辺の歌、④手のひらを太陽に、⑤遠くへ行きたい、⑥白い花の咲く頃、⑦星影のワルツ、⑧川の流れのように、⑨ドレミの歌、⑩雪の降る街を、⑪早春賦、⑫みかんの花咲く丘、⑬ここに幸あり、⑭学生時代、⑮高校三年生、⑯四季の歌、⑰青い山脈、⑱白いブランコ、⑲上を向いて歩こう、⑳故郷、の20曲だった。
 今回の選曲は、毎週行われている「歌声サロン」の参加者のアンケートをもとに、ベスト20を選曲したと石澤さんからお話があったが、私にはやや古風かな?という思いはするものの、好ましい選曲に思えた。

 石澤さんのリードぶりは、余計な講釈などあまりなく、ともかく次から次へと演奏し、みんなを引っ張っていった。適度な冗談やエピソードの紹介も過不足なく心地良い。90分間の歌声サロンの中では、途中にイントロクイズを入れたり、コーヒーブレイクを入れたりと、参加者に対する配慮も感じられた。

 90分間のほとんどを歌い続けるということは、体力もかなり要するものである。サロンが終わった時、私は心地良い疲労感に満ち足りた思いだった。
 私は改めて歌を歌うことが好きなんだ!と再認識した思いだった。

               

 私の周りでは流行り歌を歌うなんて…、という否定的な空気を感ずることもある。そのことが今まで私に二の足を踏ませていたことも事実である。
 しかし、歌い終えた後の爽快感は何にも替え難く、ストレス解消の有効な手段であることを確信した。
 石澤さんが主宰する「歌声サロン」が市内各所で開催されていることを知った。少し通ってみようかな?と思っている。

 60~70年代のフォークやニューミュージックを歌っているところもないかなぁ~。