札幌在住10年目、さすがに「さっぽろ雪まつり」への興味は薄れている。雪まつりはやはり観光客向けということだろう。田舎者の私もようやく札幌市民になったということなのだろうか…。とはいいながら、本日ちょっとだけ覗いてみた。
「さっぽろ雪つまり」を見に行こう、という予定はなかった。
ところが本日午前、某所で会議があり、地下鉄で出かけて(いつもは自家用車で出かけるのだが)、会議後に帰り道に寄ってみようと思った。
それもこれまでとは視点を変えてみると、どうだろうか?との思いから覗いてみることにした。
まず、会議の会場に近かった「すすきの氷の祭典」の会場に行ってみた。
話題になった魚を氷漬けした展示はどうなっているか(展示を中止する、しないで主催者側が右往左往した)、と興味があったからだ。すすきの駅前通りにはズラーッと氷像が並んでいるのだが、なかなか話題の展示が現れない。
とうとう氷像の最後まで行った先にポツンとわずか9種の魚やカニが展示されていた。以前はもっと目立つところにたくさん展示されていた記憶があるのだが…。やはり世論に配慮した結果なのか?
※ 名付けて「氷の水族館」は控えめにひっそりと展示されていました。
数多くの氷像を見て、専門家である彫刻士が作る氷像は、圧倒的に鳥を彫刻する作品が多いと気付いた。やはり羽を大きく広げた像が鮮やかだからだろうか?
※ 氷像コンクールの作品は、そのほとんどが鳥を題材としていました。
本日は木曜日、平日であるが観覧客は多かった。市民や道民も混じっている(私のように)だろうが、そのほとんどは観光客と見えた。雪まつりが札幌を相当に潤しているように思えた。
※ 平日にもかかわらず大混雑の見物客です。夕刊の情報では夜間の見物客の方が多いとか。
※豪快に煙を上げる焼栗店の様子です。これ自体が相当の店の宣伝になるようだ。
今回は、大雪像はほとんどパスした。ただ一つだけ、形は単純だがその規模の大きさからパリの凱旋門だけは記録にとどめることにした。
※ かなりの規模に見える大雪像の一つ凱旋門です。
今年の話題(?)は、世相を反映したPPAPのピコ太郎像とトランプ米大統領像だったようだ。特にピコ太郎像の方は、その特徴を見事にとらえた素晴らしい出来に思えた。
※ 大雪像を除いて、今回最も話題となっているピコ太郎像です。
※ こちらは「似ているか?」と問われれば「微妙…」という答えになるが、話題賞ということでしょうか。
続いて、いつも素晴らしい雪像を造成する「国際雪像コンクール」である。今年も開催期間前半の5~7日までの3日間で制作したらしい。
私が行った時には、優勝したマカオチームが優勝旗を抱えて記念撮影をしていた。表題が「春、鶴の舞い」となっていたが、見事な作品だった。
国際コンクールの作品は、毎年相当にレベルの高い作品が並ぶ。聞くところによると、参加各国からは芸術家やその卵を派遣しているともいわれている。今や雪まつりを見る人たちにとっても一つの楽しみになっているのではないだろうか?
※ 「国際雪像コンクール」で最優秀賞に輝いたマカオチームです。
※ 同じく準優勝のラトビアチームの「木の夢」と題する作品です。
大通会場の一番端の12丁目広場には市民雪像が並ぶ。毎年抽選で制作する権利を得た市民が、けっして優れた技術を持ち合わせたわけではないが、それだけにほのぼのとした作品が並ぶ。
やはり技術が未熟なためだろうか?会期4日目にして、早くも心材に使った木材が露出している作品が目についたのは残念だった。
また、なかなかの力作と見えたシン・ゴジラの作品では陽気のために作品の一部が溶けだしていたのが痛々しかった。
※ 無残にも木の芯が見えだしたシン・ゴジラの市民雪像の作品です。
※ こちらも市民雪像ですが、ゴジラの肌の部分、牙の部分が融けて雫が落ちていました。
最後は食い気である。
雪まつり会場には雪像以上にさまざまな飲食店のブースが並んでいる。
ちょうど昼どきということもあり、私も何か食することにした。
いろいろ迷ったが、11丁目広場に展開していた「食の国際交流コーナー」というところでトルコのケバブを食することにした。ケバブの中でもドネルケバブといって肉の塊を回転させながら火で炙り焼けた部分を削ぎ落していく肉料理である。
いろいろな肉の種類があったが、私は「ビーフケバブ」(700円)をチョイスした。そして缶ビール(400円)。ケバブにビールは欠かせない。味の方はまあまあといったところか?
※ 写真ではあまり美味しく見えませんが、なかなかでした。ビールとの相性もGOODでした。
雪まつりをちょっと斜に構えると、何か面白い光景に出会えるのではという期待で出かけたのだが、観光客の流れに乗って移動するだけでは期待するように面白い光景にはなかなか出会えなかったなぁ…、というのが偽らざる感想である。
「さっぽろ雪つまり」を見に行こう、という予定はなかった。
ところが本日午前、某所で会議があり、地下鉄で出かけて(いつもは自家用車で出かけるのだが)、会議後に帰り道に寄ってみようと思った。
それもこれまでとは視点を変えてみると、どうだろうか?との思いから覗いてみることにした。
まず、会議の会場に近かった「すすきの氷の祭典」の会場に行ってみた。
話題になった魚を氷漬けした展示はどうなっているか(展示を中止する、しないで主催者側が右往左往した)、と興味があったからだ。すすきの駅前通りにはズラーッと氷像が並んでいるのだが、なかなか話題の展示が現れない。
とうとう氷像の最後まで行った先にポツンとわずか9種の魚やカニが展示されていた。以前はもっと目立つところにたくさん展示されていた記憶があるのだが…。やはり世論に配慮した結果なのか?
※ 名付けて「氷の水族館」は控えめにひっそりと展示されていました。
数多くの氷像を見て、専門家である彫刻士が作る氷像は、圧倒的に鳥を彫刻する作品が多いと気付いた。やはり羽を大きく広げた像が鮮やかだからだろうか?
※ 氷像コンクールの作品は、そのほとんどが鳥を題材としていました。
本日は木曜日、平日であるが観覧客は多かった。市民や道民も混じっている(私のように)だろうが、そのほとんどは観光客と見えた。雪まつりが札幌を相当に潤しているように思えた。
※ 平日にもかかわらず大混雑の見物客です。夕刊の情報では夜間の見物客の方が多いとか。
※豪快に煙を上げる焼栗店の様子です。これ自体が相当の店の宣伝になるようだ。
今回は、大雪像はほとんどパスした。ただ一つだけ、形は単純だがその規模の大きさからパリの凱旋門だけは記録にとどめることにした。
※ かなりの規模に見える大雪像の一つ凱旋門です。
今年の話題(?)は、世相を反映したPPAPのピコ太郎像とトランプ米大統領像だったようだ。特にピコ太郎像の方は、その特徴を見事にとらえた素晴らしい出来に思えた。
※ 大雪像を除いて、今回最も話題となっているピコ太郎像です。
※ こちらは「似ているか?」と問われれば「微妙…」という答えになるが、話題賞ということでしょうか。
続いて、いつも素晴らしい雪像を造成する「国際雪像コンクール」である。今年も開催期間前半の5~7日までの3日間で制作したらしい。
私が行った時には、優勝したマカオチームが優勝旗を抱えて記念撮影をしていた。表題が「春、鶴の舞い」となっていたが、見事な作品だった。
国際コンクールの作品は、毎年相当にレベルの高い作品が並ぶ。聞くところによると、参加各国からは芸術家やその卵を派遣しているともいわれている。今や雪まつりを見る人たちにとっても一つの楽しみになっているのではないだろうか?
※ 「国際雪像コンクール」で最優秀賞に輝いたマカオチームです。
※ 同じく準優勝のラトビアチームの「木の夢」と題する作品です。
大通会場の一番端の12丁目広場には市民雪像が並ぶ。毎年抽選で制作する権利を得た市民が、けっして優れた技術を持ち合わせたわけではないが、それだけにほのぼのとした作品が並ぶ。
やはり技術が未熟なためだろうか?会期4日目にして、早くも心材に使った木材が露出している作品が目についたのは残念だった。
また、なかなかの力作と見えたシン・ゴジラの作品では陽気のために作品の一部が溶けだしていたのが痛々しかった。
※ 無残にも木の芯が見えだしたシン・ゴジラの市民雪像の作品です。
※ こちらも市民雪像ですが、ゴジラの肌の部分、牙の部分が融けて雫が落ちていました。
最後は食い気である。
雪まつり会場には雪像以上にさまざまな飲食店のブースが並んでいる。
ちょうど昼どきということもあり、私も何か食することにした。
いろいろ迷ったが、11丁目広場に展開していた「食の国際交流コーナー」というところでトルコのケバブを食することにした。ケバブの中でもドネルケバブといって肉の塊を回転させながら火で炙り焼けた部分を削ぎ落していく肉料理である。
いろいろな肉の種類があったが、私は「ビーフケバブ」(700円)をチョイスした。そして缶ビール(400円)。ケバブにビールは欠かせない。味の方はまあまあといったところか?
※ 写真ではあまり美味しく見えませんが、なかなかでした。ビールとの相性もGOODでした。
雪まつりをちょっと斜に構えると、何か面白い光景に出会えるのではという期待で出かけたのだが、観光客の流れに乗って移動するだけでは期待するように面白い光景にはなかなか出会えなかったなぁ…、というのが偽らざる感想である。